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G線上の魔王 レビュー (あかべぇそふとつぅ) 

ジャンル:ヒューマンドラマADV

 

魔王というとファンタジー物を思い浮かべてしまうのは私だけではないと思いますが、本作は魔法のない現代社会を舞台に描かれています。

当初はこの組み合わせに全く興味を持てなかったのですが、去年の4月に体験版をプレイしてみたら想像以上に面白かったので即座に購入を決めました。

 

ほぼ同時期に発売された11eyesとは発売前からいろいろと出来を比較していました。発売前は明らかに大作感が漂うG線上の魔王に期待していたのですが・・・。

去年の期待度NO.3のゲームです。

 

購入前の期待度はSランク

作品の点数 85点 ランクA

 


 

ゲーム概要

 

浅井京介は一介の学園生。友人たちや妹とバカをやりながら昼時を平穏に過ごす彼は、義父の片腕として辣腕を振るう「ビジネスマン」の顔もあった。

そんなある日、学園に気怠げなテンションとぼさぼさのロングヘアーを引っ提げた転校生、宇佐美ハルがやって来る。

奇妙な言動で何となく京介たちとつるみつつ、時折鋭い知性を覗かせるハル。

彼女を微かに警戒しはじめた京介に向かって、ハルは京介の裏の顔を見透かすように問いを発した。

 

「魔王、知らないか?」

 

時を同じくして、仕事をこなし続ける京介に一通の奇妙なメールが届く。

とある古典を模したと思しき短い文面の件名は「The Devil」。そして街の闇に浮かび上がり、義父たちの「ビジネス」を妨害し始めた「魔王」らしき存在。

義父の命令を受けて「魔王」の炙り出しを始めた京介は、彼らを挑発するように引き起こされる事件を、その影に蠢く「魔王」をハルと共に追うこととなった。(wikiより)

 

 

キャラ紹介などゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

ゲームはハルルートへと続く本筋が一本。

本筋から外れると各ヒロインのルートへと分岐していきます。

攻略ヒロインは4人。ハル以外のルートにはバッドエンドが1つあります。

 


 

良かった点

 

・メインヒロインの宇佐美ハルが強烈な個性を醸し出しています。メインヒロインに一番魅力を感じられる作品は非常に評価できます。評価大幅プラス↑

・ボーカル3曲の出来がいいです。特に挿入歌の「Close Your Eyes」は素晴らしい曲に仕上がっています。Sランク

・BGMの出来が非常にいいです。名曲レベルのBGMがいくつもあります。Sランク

・CGや背景、OPムービーのレベルが高いです。Aランク

・脇役に魅力のあるキャラが多数います。評価大幅プラス↑

・印象に残る名シーンが本作にはいくつもあります。評価大幅プラス↑

 


 

悪かった点

 

・Hシーンが微妙な出来です。薄いわけではないですが、もっと描写を頑張って欲しかったです。

・ハル以外のヒロインが、どのキャラクターも微妙でした。特に椿姫はクラスメイトなら有りですが、ヒロインとしては明らかに魅力に欠けると思いました。評価大幅マイナス↓

・ヒロインとしては充分合格のハルですが、勇者としては明らかに失格です。評価大幅マイナス↓

・初回特典の原画集が物凄く邪魔です。CDやDVDに収録した方が利便性やコストの面でも助かったと思います。

・整合性や一貫性に欠ける描写が多々あります。評価大幅マイナス↓

権三終盤で退場したのは唐突に感じました。評価大幅マイナス↓

 


 

人によっては意見が分かれそうな点

 

・各キャラルートは他の作品ではあまり見られない独特の内容です。人によって合う合わないが極端に分かれると思います。

・本作のメインルートであるハルルートは人によって意見が分かれる結末だと思います。

・人によって好き嫌いが分かれそうなキャラクターが複数います。彼らをどう捉えるかで作品の評価が変わると思います。※自分は花音の母親が受け付けられませんでした。

 


 

総評

 

大作を作ろうという意気込みは窺え、どの分野も高水準で纏まっています。しかし、事前の期待度が高すぎたため良作止まりの評価です。

 

体験版部分の出来は本当に素晴らしいです。ハルの転入シーンやクラスメイトの栄一が物凄くいいキャラクターをしていて、まさしく掴みは上々でした。

発売延期されるたびにユーザーが残念がっていたのも、体験版がこの出来なら分かる気がします。

 

CGの質が高いのも良かったです。WLOのプニプニした女の子よりも、ハルのようなきりっとした感じの絵柄のほうが好感が持てます。

本筋であるハルルートも秀逸な出来だと思いました。

 

ハルルートに突入する第五章は日本全土を揺るがす、これまでに無いスケールでの話が描かれます。

魔王の新の目的が明かされる本ルートこそがG線上の魔王の真骨頂とも言え、以降怒涛の展開が繰り広げられて行きます。

これまでのルートで微妙な活躍をしてきた京介が存在感を発揮してくれるようになるのは、ようやくかと思うと同時に非常に感慨深かったです。

5章以降のハルと京介を中心としたヒューマンドラマは非常に見応えがありました。

 

一方、ハル以外のルートでの家族を扱ったテーマもシナリオとしてはよく出来ていたと思います。が、残念なことに物語としての面白さはあまり感じられませんでした。

それだけでなく、人がいいだけの椿姫やフィギュアに関しては妥協しないという2面性のある花音、典型的なツンデレタイプの水羽などこの3人のヒロインにも全く魅力を感じませんでした。

 

ライターがいろいろと頑張った形跡はありますし、シナリオの出来が悪いわけではないです。

椿姫ルートの権三との交渉シーンや花音の演技シーン、水羽ルート突入直後の水羽とユキの掛け合いなどはなかなか楽しめました。

しかし、最終的に評価できたのはハルルートのみです。

ハルルートに関しては数年先でも覚えている自信はあるのですが、それ以外のルートは終わってみれば大して印象に残りませんでした。

 

 

以下は個人的に残念だった3つの点(ネタバレあり)

 

1.整合性や一貫性に欠け、都合の悪いことはご都合主義にしている感があること

 

ルートによってあっさりと退場する魔王や京介の突然の頭痛がそうです。ライターのご都合主義を感じました。

そして、権三が退場した場面も同様のことを感じました。

これからの展開に権三がいると不都合だから退場させたのかな、と個人的には思いました。

テロに遭った際、魔王を直接見たハルが京介を魔王と判断するのも年齢、身長の面から明らかに無理があります。

にも関わらず入学直後に京介を疑う素振りを見せたのは何だったのでしょう?頭の切れるハルにしては初歩的なミスです。

 

2.魔王の最大の障害がハルではなく、権三だったこと

 

勇者であるハルが完全に権三の陰に隠れてしまっています。

終わってみれば、魔王が一人勝ちできたのは権三退場という要因が大きかったように思えます。

個人的に、ハルが勝てなくても権三なら魔王には勝利できたのではないかと思うのですが・・・。

権三退場と共に街のパワーバランスが一気に崩れたのは残念でした。権三健在の五章というのも見てみたかったです。

 

3.魔王に比べて、勇者が弱すぎたこと

 

最初から最後まで魔王の完全勝利に終わっています。

魔王が事件を起こし、ハルが解決していくという内容のパターンばかりで、ハルが積極的に魔王に仕掛けていく展開がなかったのは残念でした。

一番残念なのは、序盤では魔王をあと一歩まで追い詰めたハルですが、話が進むにつれ魔王と対等である筈の勇者としての存在感を無くしていったことです。

勇者の役割は魔王を倒すことにあるのですが、その点で言えば明らかにハルは勇者失格です。

本作が結局魔王の手のひらの上で踊らされた勇者の物語になってしまったのには非常に失望しました。

 

これら3つのことは、作品の壮大さにライターの力量が追いついてないという印象を受けました。

 

 

同時期に発売された11eyesが比較的満足できる内容だったのに対し、この作品には期待度が高すぎたこともあり多少失望しました。


発売前は間違いなく名作確定だと思っていただけに、改めてソフト選びの難しさを思い知りました。

 

ただ、評価が分かれるであろうハルルートのラストを、ああいう形で書ききったことに関しては非常に評価しています。

こういうラストを書けるメーカーやライターにはこれからも注目していきたいです。

 

 

ちなみに、このゲームの挿入歌はエンディング曲が流れるときになっても1度も使用される事はありません。

この挿入歌の流れる場面こそが、本作で一番の名シーンといっても過言ではないと思います。

これからゲームを始める方は、そのことを念頭においてプレイするのも楽しみの一つになるのではないでしょうか。

 

 

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大まかな評価基準
作品の点数

S:85-100点 名作

A:70-85点  良作

B:60-70点  佳作

C:60点以下   普通以下

 

BGMやムービー等を評価する際

Sランクが名曲・名作レベル
ランクが良曲・良作レベル

期待度の目安

 

S:名作クラスの作品を期待

A:良作クラスの作品を期待

B:作品に過度な期待はしないレベル、もしくは発売日には買わないが、安くなったら買いたいレベル

C:店頭で衝動買いレベル

 

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