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うみねこのなく頃に episode6 Dawn Of The Golden witch レビュー (07th Expansion)  

ジャンル:ミステリー+ファンタジーサウンドノベル

 

「うみねこ」シリーズ第6弾。

 

前作はイマイチだったものの、調理次第で本作は一気に面白くなるだろうとも感じていたので、結構期待していました。

しかも公式サイト曰く、本作はこれまでのうみねこ作品で最も面白い作品」とのこと。

この発言を聞き、否が応にも本作への期待度は高まったのですが…。

 

購入前の期待度はSランク

作品の点数 65点 ランクB

 


 

ゲーム概要

 

キャラ紹介など、ゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

ゲームは選択肢無しの一本道。

容量2.17GB

 


 

感想

 

プレイ時間は7時間ほど。

 

本作ではいくつかの回答は提示されるものの、肝心の謎はほとんど明かされず。

クリア後の印象としては、前作よりもパワーダウンしているように感じました。

 

今回は前作から引き継がれてきた戦人とヱリカのバトルの決着戦。

ところが第一の晩の殺人が発生するまで非常に時間がかかり、戦人とヱリカの推理パートになかなか移行しません。

 

というのも、本作で力を入れているであろうテーマは恋愛描写。

この恋愛描写が度々物語に挿入されることで、話のテンポが非常に悪くなっています。

私自身うみねこのキャラクターには魅力を感じないため、そうした彼らの恋愛模様を読み進めるのが苦痛でした。

 

今回の話は突き抜けた面白さやインパクトがあるわけでもなく、実に無難な内容。

ラストこそなかなか読ませるものがあるのですが、終始テンポの悪さが足を引っ張っているように感じました。

 

 

とはいえ、本作でも面白いところはあったのでその辺についても記述を。

 

まずゲーム開始直後には既に戦いの趨勢が決しているという、なかなかインパクトのある場面から物語はスタート。

前作と似たような流れですが、この辺りの見せ方は実に秀逸で見る者を楽しませてくれます。

 

また、今回は犯人を見つけるというよりも、人間側のヱリカが変則的な手法によって魔女側の戦人を追い詰めるという話。

ロジックエラーという手法で戦人を追い詰めるヱリカの試みは面白く、今までとはまた違った切り口で話が進んでいきます。

 

もちろんヱリカの性格の悪さは相変わらずで、そのはっちゃけ振りは本作でも健在。

探偵役でありながら被害者の首を切り落とすという暴挙は、プレイヤーの思考の斜め上を行く素晴らしいレベル。

さらに指輪の交換のやり取りなど、前作以上に彼女の変態度はパワーアップしています。

これらは人によって好き嫌いが分かれるのでしょうが、相変わらず彼女の存在感は抜きん出ているように感じました。

 

サウンド関係も並みの商業ゲームを凌駕する充実度で、この出来で価格が二千円以下というのは素晴らしいです。

ただ、他のエピソードに比べると退屈に感じたのもまた事実。

公式サイトの「本作は一番面白い作品」という記述を見て、期待していただけに残念でした。

 


 

各項目の評価 評価はC~S+

 

 

[シナリオ] B

 

今回の六軒島事件はゲームマスターの人柄からか、実に無難なゲームに仕上がっています。

前作でも感じたことですが、事件そのものに大きなインパクトが感じられないのは実に残念。

エピソード3辺りから事件の方向性が変わってきたように思うのですが、何か意味はあるのでしょうか?

 

また、今回は復活したベアトリーチェや譲治と紗音、嘉音と朱志香などを軸とした話があるものの、こちらはあまり印象に残らず。

私としてはキャラクターの掘り下げには興味が沸かないので、読んでいて面白いとは思えませんでした。

こういう描写が事件の真相に関わるだろう事は想像付くので、上手く面白さに結び付けてほしいのですが…。

 

あと、幻想描写自体はアリだと思うのですが、それ以外の点で一貫性が感じられないのもどうかと思います。

エピソード4で消滅した縁寿の復活など、もはや何でもありの様相を呈してきているように感じました。

 

 

[キャラクター] B+

 

今回も恒例の新キャラが登場。

もっとも今回の新キャラは前作のヱリカやドラノールとは違い、本作では大した存在感は残せず。

それよりもさすがにキャラを増やしすぎて、持て余し気味のキャラがチラホラと出てきているように感じました。

 

既存のキャラクターは良くも悪くもいつも通り。

ヱリカだけが相変わらず突き抜けていて、好感が持てました。

 

 

[サウンド、ムービー] S+

 

相変わらず高レベルのサウンド。

エンディングには新規ボーカル曲が採用され、サウンドの作りこみは並大抵のものではないです。

 

BGMはボーカル曲を合わせ、ついに123曲という膨大な数に。

同人どころか商業ゲームでもここまでのものはそうそう無く、ただ素晴らしいの一言。

敢えて言うならキャラクター同様、曲数が多すぎて効果的に曲を使いきれてないかな?と感じました。

 

 

[総評] B

 

前作に引き続き本作も話を無駄に引き伸ばした感が強く、正直残念な出来と言わざるを得ません。

 

エピソード1から積み上げてきたものに一貫性が無く、作品の方向性や雰囲気がバラバラになっているように感じました。

私としては初期のような猟奇的犯行や、何が起こっているのかわからないといった不気味さが好きだったのですが…。

物語を経るごとに悪い意味で話を広げすぎている気がしました。

 

次のエピソードも同じような話なら購入は見送ろうかなと思っていたのですが、どうやら次は解決編の模様。

時期的に購入するかは微妙ですが、面白くなりそうなら購入を検討してみたいです。

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うみねこのなく頃に episode5 End of the Golden Witch レビュー (07th Expansion)  

ジャンル:ミステリー+ファンタジーサウンドノベル

 

今年の夏コミに発売された「うみねこ」シリーズの続編。

エピソード4の結末が非常に勢いのあるまま終わったこともあって、続きが非常に気になっていたゲーム。

 

夏コミでは最も期待していた作品でした。

 

購入前の期待度はSランク

作品の点数 70点 ランクA

 


 

ゲーム概要

 

キャラ紹介など、ゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

ゲームは選択肢無しの一本道。

容量1.89GB

※パッチを当てないとゲームが途中で止まってしまうという深刻なバグがあります。

 


 

感想

 

プレイ時間は5~6時間ほど。

 

今回からいよいよ待ちに待った後半戦。

本作もこれまでのエピソードと同様、全く違った切り口で物語が展開されていきます。

 

同人ゲームということを考えると相変わらず質が高く、特に音楽はかなりの高水準ですね。

本作の新規BGMの質の高さはかなりのもので、サウンド関係の充実度は素晴らしいレベルに仕上がっています。

 

さらに今回魅力的な新規キャラクターが参戦したことで、物語が面白くなっているのも見逃せない点。

今までは「ひぐらし」キャラに比べどこか物足りなさを感じた「うみねこ」キャラですが、本作ではその欠点が改善されています。

 

反面、シナリオ関してはかなり残念な出来と言わざるをえません。

 

エピソード4では「何としても元の世界に帰るんだ!」と誓った戦人ですが、今回はなぜかゲームの参加を辞退するという流れに。

本作での戦人の活躍には大いに期待していたので、この展開は完全に予想外であり、期待外れでした。

これにより前作での縁寿とのやり取りに意味が無くなってしまい、前回ラストで勢い付いた流れが完全に止まってしまっています。

 

また、クライマックスから結末へと至る流れが前作とほとんど変わってないというのも評価できない理由の一つ。

結局本作は気消沈した戦人が最後に奮起して次回のエピソードで頑張という話なんですよね。

これならエピソード4とエピソード5は一つに統合しても問題ないのでは?と感じました。

本作は無駄に話を引き伸ばした感が強く、話を広げるならもう少し工夫してほしかったです。

 

エピソード5単体として考えると十分面白いのですが、エピソード4の続編と考えると本作はほとんど評価できません。

所々惹きつけるシナリオやサウンドの高品質、突き抜けた新キャラの存在は素晴らしいですが、そろそろ違った局面を見せてほしいです。

 


 

各項目の評価 評価はC~S+

 

 

[シナリオ] A-

 

これまでのエピソードのような退屈な日常パートがあまり見られなかった事は好印象で、序盤の物語の見せ方はなかなか上手かったです。

特にゲーム開始直後には既に殺人が起きていて、OPに入る下りで犯人が名指しで指名されるという流れにはゾクゾクさせられました。

 

さらにこれまで培ってきた勢力図が本作では一気に様変わりし、三つ巴の戦いに突入するという展開は本作の見所の一つ。

エピソード毎にこういう違った切り口で話を進めてくれるライターの姿勢には感服させられます。

 

ただ、3つ巴の戦いは一つの勢力(ベアトサイド)を弱体化させるという酷い出来で、せっかくの面白い設定を活かしきれていません。

今回は探偵側が的外れな推理をする上、犯行側の反論にもまるでキレが感じられないという見るに耐えない内容でした。

 

また先にも言ったとおり、エピソード4の続編ということを考えると本作のシナリオは残念な出来。

戦人に奮起を促すだけなら本作だけでも充分で、前作で縁寿を登場させる必要性が感じられないんですよね。

前作であまり活躍しなかった縁寿よりも今回初登場のヱリカのほうがずっと物語に食い込んでくるのはどうかと思うのですが…。

 

所々名場面となるシーンもあるために一定の評価は出来るのですが、事前の期待には届かないレベルでした。

 

 

[キャラクター] A+

 

今までのエピソード同様、本作でも探偵役の古手ヱリカや異端審問官ドラノールなどの新規キャラクターが登場します。

そして本作のMVPは間違いなく古手ヱリカ。

 

型に嵌った常識的なうみねこ世界のキャラはイマイチ好きになれなかったのですが、明らかに彼女は異質な存在。 

彼女の性格の悪さは折り紙付きで、間違いなく好き嫌いが分かれるであろうキャラなのですが、私としては非常に好感がもてました。

 

特に探偵だからといって一晩中壁に耳をつけて部屋の様子を伺っていたと臆面もなく発言する姿は正に脱帽モノ。

はっちゃけ振りもここまでくると素晴らしいです。

そんな彼女の行為が「毒蜘蛛のような」と形容されたときには思わず笑ってしまいました。

 

漂着直後は完璧超人を体現していた彼女ですが、仮面がボロボロ剥がれる2日目以降の姿はまさに必見。

次回作でも彼女には是非活躍してほしいです。

既存のキャラは無難な出来なのですが、本作の新キャラによる活躍はなかなか面白かったですね。

 

 

[サウンド、ムービー] S+

 

同人ゲームでありながらここまで作りこんでくれると、もはや言うことがありません。

新OPムービーとボーカル曲の組み合わせは相変わらずレベルが高く、新規BGMの質の高さもかなりのもの。

その辺の商業ゲームと比べても見劣りすることがなく、安定して質の高いサウンドを供給してくれるのは素晴らしい事です。

 

 

[システム] A-

 

独特のシステムで最低限の機能はついているのですが、相変わらず微妙に使い勝手が悪いです。

システム周りはこれまでのエピソードと変わってないので、これ以上言うことはないかと。

 

 

[総評] A-

 

同人ゲームということを考えれば質が高いことは確かなのですが、これまでのエピソードに比べると明らかに格が落ちます。

今回の見せ場は音楽の質の高さと新規キャラクターの活躍に尽きるでしょうか。

 

本作のラストで更なる混迷を見せたシナリオですが、これをどう評価するかはエピソード6の出来次第。

今は後1週間後に迫った発売日を待つばかりです。

 

というより、いまだにマスターアップ報告がないのは不安なところ。

もし完成に至らないようであれば、夏を目標にじっくりと製作に取り組んでもらいたいです。

うみねこのなく頃に episode1~4 レビュー (07th Expansion) 

ジャンル:ミステリー+ファンタジーサウンドノベル

 

同人ゲーム界で大ヒットを巻き起こした07th Expansionのシリーズ2作目。

 

あまり面白さを予感させるタイトルではないことから、購入前には「大丈夫か?」と思っていたのを覚えています。

それでもこのサークルの作品は毎回発売日には入手しているので、各エピソードは必ず発売日には購入。

 

購入前の期待度はAランク

作品の点数 85点 ランクA

 


 

ゲーム概要

 

 

伊豆諸島、六軒島。 

年に一度の親族会議のため、親族たちは島を目指していた。

議題は、余命あと僅かと宣告されている当主、金蔵の財産分割問題。

天気予報が台風の接近を伝えずとも、島には確実に暗雲が迫っていた…。

 

六軒島大量殺人事件(1986年10月4日~5日)

 

速度の遅い台風によって、島に足止めされたのは18人。

電話も無線も故障し、隔絶された島に閉じ込められた彼らを襲う血も凍る大量殺人。

 

台風が去れば船が来るだろう。警察も来てくれる。

船着場を賑わせていたうみねこたちも帰ってくる。

 

そうさ、警察が来れば全てを解決してくれる。

俺たちが何もしなくとも、うみねこのなく頃に、全て。

 

 

うみねこのなく頃に、ひとりでも生き残っていればね…?

 

 

キャラ紹介などゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

各エピソードとも選択肢なしの一本道。結末は一つ。

主に日常パートと惨劇パートの2つから構成されています。

エピソード1は丸ごと体験版でプレイ可能。

 


 

良かった点

 

・OPムービーの質が高いです。特にエピソード4のOPムービーはカットが多く、素晴らしい出来に仕上がっています。Sランク

・OPのボーカル曲とBGMも良曲のレベルです。作品の雰囲気や怖さを十分に出せています。Aランク

・正体のわからない気味の悪さを感じさせる展開は本シリーズでも健在です。エピソード1などはいい意味で予想の斜め上を行く内容でした。評価大幅プラス↑

・事件発生以降の展開はプレイヤーを引き込ませるのに十分な出来でした。中盤以降は非常に中毒性の高いシナリオだと思います。評価大幅プラス↑

・猟奇的な表現など、同人ゲームだから出来る表現方法を上手く活用しているのは非常に好感が持てます。評価大幅プラス↑

・時計の演出が素晴らしいです。単純でありながらも、異常性をよく表している仕掛けだと思います。評価大幅プラス↑

・私自身は使用しなかったですが、シナリオジャンプ機能があるのは便利だと思います。

・Tips等の脇を固める機能がよく出来ています。特にキャラクターの損壊箇所を赤く塗り潰すという仕掛けは面白かったです。

 


 

悪かった点

 

・魅力的なキャラクターが皆無で、まるでキャラクターに共感することができませんでした。評価大幅マイナス↓

・事件発生までの日常場面の描写が退屈でした。評価大幅マイナス↓

・真里亞はもう少し可愛く描いてほしかったなと思います。アニメ版やコミック版に比べると見劣りしています。

・戦闘描写の演出はもっと頑張ってほしかったです。前作のひぐらしからまるで進歩していません。

・セーブやロード画面を呼び出すまでが若干不便です。メニューバーに機能を実装するか、ワンクリックで呼び出せる仕様にしてほしかったです。

・音量調節ができないのも若干不便でした。

・画面の切り替えが重く感じられ、ゲームをプレイする際にはかなりストレスが溜まります。評価大幅マイナス↓

 


 

その他

 

・主人公である戦人のキャラクターは人によって好みが分かれると思います。

・クセのある絵であり、人を選ぶ内容だと思います。猟奇的な表現が作中頻繁に出てきます。

・快適にプレイするにはある程度のパソコンのスペックが必要です。

 


 

総評

 

「ひぐらしのなく頃に」のようなキャラクターの掛け合いを楽しみにしていた人にとっては肩透かしを食らう作品ではないかと思います。

キャラクターの魅力で勝負するというよりも、シナリオに大きく比重を置いた作品です。

非常に人を選ぶゲームである上、総合的には「ひぐらし」に一歩譲るかなという印象を持ちました。

 

しかし、BGMや演出面、何より事件発生以降の面白さを考えれば十分良作の域に達している作品です。

特にシナリオについては同人ゲームで考えると頭ひとつ飛びぬけているかなと思います。

クセのある文章ですが、読み手を引き込ませる力は本作でも健在。

演出についても、時計の仕掛けは単純でありながら凄く効果的でした。こういう仕掛けを考え付くメーカーやサークルは凄いなと感心させられます。

 

ただ、上述したように

 

・魅力が感じられないキャラクター

・ゲームの前半にあたる日常パートの退屈さ

 

などは非常に大きなマイナス要素です。この2つは「ひぐらし」から明らかに劣化していると感じました。

特に日常パートやエピソード4の12年後の話は、読み進めるのが非常に退屈であり苦痛でした。

この辺は読み手を引き込ませる何らかの工夫をしてほしかったです。

 

キャラクターデザインについても触れておくと、真里亞はもう少し可愛く描いてほしかったですね。

アニメやコミック版では真里亞が可愛く描かれているために、後の惨劇シーンでの彼女の不気味さがより際立っていたと思います。

ゲームではその辺が上手く描写されてないので勿体なかったです。

 

 

以下は各エピソード毎の感想。(伏字はネタバレ

 

 

エピソード1

 

序盤は人物紹介に比重が置かれていて、退屈さから何度もゲームを中断することに。

ただ、徐々に非日常を思わせる伏線がチラホラと出てきて、得体の知れない不気味さを感じさせる描写は上手く書けています。

 

何より惨劇が起こってからの面白さはさすがの一言。

最初の事件がかなりインパクトがあったために一気に話に引き込まれました。

この辺の掴みは非常に上手いですね。

 

惨劇は徐々に加速していき、ノンストップで最後まで読ませてくれました。

正直物足りなさが残る場面もあるのですが、全体的には非常に満足できるレベルに仕上がっています。

事前に大して期待してなかったこともあり、非常にインパクトが強いエピソードでした。

このエピソード単体ならば名作レベルの評価を与えてもいいかなと思います。

 

 

エピソード2

 

本格的にファンタジーの侵食が始まるエピソード2。

難易度は極上とのことですが、確かに難易度が高すぎたため完全に推理の意欲が削がれました。

魔女の登場や 使い魔の召喚死者の犯行などは荒唐無稽で完全についていけませんでしたね。

真実を伝える赤い文字という演出は面白いと思いましたが…。

 

一番のマイナス要素はファンタジーが前面に出てくることで、エピソード1で感じた底の知れない怖さが感じられなくなった事でしょうか。

明確にファンタジーで殺害状況が描写されるので、誰がやったのかわからないという不気味さが大幅に軽減されてしまっています。

 

エピソード1に比べれば猟奇的な描写も鳴りを潜めたかな、と思います。

第一の晩の事件のインパクトはさすがだと思ったのですが、そこでの盛り上がりが頂点でした。

 

本エピソードは悪い意味で斜め上の展開だったように思います。

 

 

エピソード3

 

黄金についての隠し場所が考察され、ついに参加者の一人が黄金を発見するというエピソード3。

これで惨劇は防げるかと思いきや、予想外の展開が繰り広げられていくというのは興味深かったです。

 

前回以上にファンタジー色が強いですが、ファンタジーにしても明らかにおかしい描写がチラホラ出てくるのでさすがに疑問を感じました。

つまり、「ファンタジーで行われた犯行は実際の事件とはまるで関係が無いのでは?」ということです。

この辺については作中でも描写されていたような気がします。

そう考えるとファンタジーの荒唐無稽な表現というのは、プレイヤーに気づかせるために敢えてそういう表現をしているのかな?と思いました。

 

今回もこれまでとは違った切り口で物語が進んでいきますが、こういう今までのエピソードとは異なった展開で物語が進んでいくのは面白いですね。

そろそろ黄金の隠し場所についても触れてほしいと思っていたので、期待通りの展開になってくれたのは嬉しかったです。

物語の締めもよく出来ていて、エピソード4に上手く繋がる終わり方をしているのは高く評価できます。

はあるん

エピソード2で評価がガクッと落ちたのですが、このエピソード3で上手く持ち直してくれました。

 

 

エピソード4

 

日常パートに代わり、12年後の物語と六軒島の事件の2つで構成され、交互に話が展開されていくエピソード4。

 

ところが、この12年後の物語がまるで面白くないため、読み進めるのが非常に苦痛でした。

12年後の話と六軒島での話が交互に展開されるのですが、おかげで六軒島パートの話のテンポが非常に悪いです。

私としては六軒島の事件が早く見たいのに、時折挿入される12年後の話のせいでお預けを食らうことが頻繁にありました。

 

事件を異なった角度から検証するという意味では12年後の話も意義があるのかもしれません。

ですが、Tipsの形式で本編とは独立した形で進めてもよかったのでは?と思います。

 

12年後の話の主役である縁寿に全く共感できなかったのも大きなマイナスでした。

つくづくこの作品には魅力的なキャラクターがいないなと思わされます。

ある意味このエピソード4が一番ストレスが溜まる話でした。

 

肝心の六軒島の事件ですが、全体的な流れはなかなか面白かったです。

本編では六軒島の事件が終わらず、お茶会でその後の顛末が語られるという演出もよかったです。

ここで明かされる真実は非常にインパクトがありました。

 

この真実を踏まえて考えると、エピソード1で明らかに怪しい人物がいますね。

エピソード5のOPムービーを見ると今度はその人に焦点が当てられるのかな?と注目しているのですが…。

また、エピソード2ラストの金増の書斎での出来事は何を意味するのだろうか?と考えさせられてしまいます。

 

意外なのは、鳴り物入りで出てきた縁寿このエピソードで退場してしまったことでしょうか。

縁寿と戦人の組み合わせによる活躍をもっと見たかったのですが残念です。

解決編では、戦人の成長と活躍に是非期待したいです。

 

 

最後に

 

この作品は推理は可能か不可能かをウリにしています。

が、これで推理が不可能だったら興醒めなので、まずほとんどの方がミステリー説を推していたのではないでしょうか。

 

それでも、「もしかしたら本当に現実での犯行は不可能なのか?」と思わされる箇所がいくつかあるのは大したものだと思います。

冷静になって考えるといろいろな説が出てくるのですが、ゲームをプレイしている最中はそういう可能性にまるで思い至りません。

エピソード3のクライマックス場面での魔女との応酬がその最たる例でしょうか。

この辺のテキストの力強さと演出は見事なものだと思います。

 

 

さて、解決編のエピソード5の発売日まで一ヶ月を切りました。

個人的に解決編に期待することとしては、ズバリ説得力のある答えの提示でしょうか。

製作者にはぜひ説得力のある解を解決編で提示してほしいです。

 

前シリーズのひぐらしは真相は残念でしたが、結末へと至る過程や音楽、演出面などで大きく評価を上げたので、この作品にも強く期待したいです。 

解決編であるエピソード5への期待度はSランク

新規OPムービーとボーカル曲の出来が結構いいので、今の段階からかなり期待しています。

 

 

 

以下は個人的に気になっているところ

 

どうでもいい事ですが、島に上陸した二日間は必ず嵐が上陸していますが、これは世界のルールに関係しているのでしょうか?

多層世界をウリにしているなら嵐が上陸しない2日間というのがあってもよさそうなのですが…。

大まかな評価基準
作品の点数

S:85-100点 名作

A:70-85点  良作

B:60-70点  佳作

C:60点以下   普通以下

 

BGMやムービー等を評価する際

Sランクが名曲・名作レベル
ランクが良曲・良作レベル

期待度の目安

 

S:名作クラスの作品を期待

A:良作クラスの作品を期待

B:作品に過度な期待はしないレベル、もしくは発売日には買わないが、安くなったら買いたいレベル

C:店頭で衝動買いレベル

 

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