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うみねこのなく頃に episode6 Dawn Of The Golden witch レビュー (07th Expansion)  

ジャンル:ミステリー+ファンタジーサウンドノベル

 

「うみねこ」シリーズ第6弾。

 

前作はイマイチだったものの、調理次第で本作は一気に面白くなるだろうとも感じていたので、結構期待していました。

しかも公式サイト曰く、本作はこれまでのうみねこ作品で最も面白い作品」とのこと。

この発言を聞き、否が応にも本作への期待度は高まったのですが…。

 

購入前の期待度はSランク

作品の点数 65点 ランクB

 


 

ゲーム概要

 

キャラ紹介など、ゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

ゲームは選択肢無しの一本道。

容量2.17GB

 


 

感想

 

プレイ時間は7時間ほど。

 

本作ではいくつかの回答は提示されるものの、肝心の謎はほとんど明かされず。

クリア後の印象としては、前作よりもパワーダウンしているように感じました。

 

今回は前作から引き継がれてきた戦人とヱリカのバトルの決着戦。

ところが第一の晩の殺人が発生するまで非常に時間がかかり、戦人とヱリカの推理パートになかなか移行しません。

 

というのも、本作で力を入れているであろうテーマは恋愛描写。

この恋愛描写が度々物語に挿入されることで、話のテンポが非常に悪くなっています。

私自身うみねこのキャラクターには魅力を感じないため、そうした彼らの恋愛模様を読み進めるのが苦痛でした。

 

今回の話は突き抜けた面白さやインパクトがあるわけでもなく、実に無難な内容。

ラストこそなかなか読ませるものがあるのですが、終始テンポの悪さが足を引っ張っているように感じました。

 

 

とはいえ、本作でも面白いところはあったのでその辺についても記述を。

 

まずゲーム開始直後には既に戦いの趨勢が決しているという、なかなかインパクトのある場面から物語はスタート。

前作と似たような流れですが、この辺りの見せ方は実に秀逸で見る者を楽しませてくれます。

 

また、今回は犯人を見つけるというよりも、人間側のヱリカが変則的な手法によって魔女側の戦人を追い詰めるという話。

ロジックエラーという手法で戦人を追い詰めるヱリカの試みは面白く、今までとはまた違った切り口で話が進んでいきます。

 

もちろんヱリカの性格の悪さは相変わらずで、そのはっちゃけ振りは本作でも健在。

探偵役でありながら被害者の首を切り落とすという暴挙は、プレイヤーの思考の斜め上を行く素晴らしいレベル。

さらに指輪の交換のやり取りなど、前作以上に彼女の変態度はパワーアップしています。

これらは人によって好き嫌いが分かれるのでしょうが、相変わらず彼女の存在感は抜きん出ているように感じました。

 

サウンド関係も並みの商業ゲームを凌駕する充実度で、この出来で価格が二千円以下というのは素晴らしいです。

ただ、他のエピソードに比べると退屈に感じたのもまた事実。

公式サイトの「本作は一番面白い作品」という記述を見て、期待していただけに残念でした。

 


 

各項目の評価 評価はC~S+

 

 

[シナリオ] B

 

今回の六軒島事件はゲームマスターの人柄からか、実に無難なゲームに仕上がっています。

前作でも感じたことですが、事件そのものに大きなインパクトが感じられないのは実に残念。

エピソード3辺りから事件の方向性が変わってきたように思うのですが、何か意味はあるのでしょうか?

 

また、今回は復活したベアトリーチェや譲治と紗音、嘉音と朱志香などを軸とした話があるものの、こちらはあまり印象に残らず。

私としてはキャラクターの掘り下げには興味が沸かないので、読んでいて面白いとは思えませんでした。

こういう描写が事件の真相に関わるだろう事は想像付くので、上手く面白さに結び付けてほしいのですが…。

 

あと、幻想描写自体はアリだと思うのですが、それ以外の点で一貫性が感じられないのもどうかと思います。

エピソード4で消滅した縁寿の復活など、もはや何でもありの様相を呈してきているように感じました。

 

 

[キャラクター] B+

 

今回も恒例の新キャラが登場。

もっとも今回の新キャラは前作のヱリカやドラノールとは違い、本作では大した存在感は残せず。

それよりもさすがにキャラを増やしすぎて、持て余し気味のキャラがチラホラと出てきているように感じました。

 

既存のキャラクターは良くも悪くもいつも通り。

ヱリカだけが相変わらず突き抜けていて、好感が持てました。

 

 

[サウンド、ムービー] S+

 

相変わらず高レベルのサウンド。

エンディングには新規ボーカル曲が採用され、サウンドの作りこみは並大抵のものではないです。

 

BGMはボーカル曲を合わせ、ついに123曲という膨大な数に。

同人どころか商業ゲームでもここまでのものはそうそう無く、ただ素晴らしいの一言。

敢えて言うならキャラクター同様、曲数が多すぎて効果的に曲を使いきれてないかな?と感じました。

 

 

[総評] B

 

前作に引き続き本作も話を無駄に引き伸ばした感が強く、正直残念な出来と言わざるを得ません。

 

エピソード1から積み上げてきたものに一貫性が無く、作品の方向性や雰囲気がバラバラになっているように感じました。

私としては初期のような猟奇的犯行や、何が起こっているのかわからないといった不気味さが好きだったのですが…。

物語を経るごとに悪い意味で話を広げすぎている気がしました。

 

次のエピソードも同じような話なら購入は見送ろうかなと思っていたのですが、どうやら次は解決編の模様。

時期的に購入するかは微妙ですが、面白くなりそうなら購入を検討してみたいです。

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うみねこのなく頃に episode5 End of the Golden Witch レビュー (07th Expansion)  

ジャンル:ミステリー+ファンタジーサウンドノベル

 

今年の夏コミに発売された「うみねこ」シリーズの続編。

エピソード4の結末が非常に勢いのあるまま終わったこともあって、続きが非常に気になっていたゲーム。

 

夏コミでは最も期待していた作品でした。

 

購入前の期待度はSランク

作品の点数 70点 ランクA

 


 

ゲーム概要

 

キャラ紹介など、ゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

ゲームは選択肢無しの一本道。

容量1.89GB

※パッチを当てないとゲームが途中で止まってしまうという深刻なバグがあります。

 


 

感想

 

プレイ時間は5~6時間ほど。

 

今回からいよいよ待ちに待った後半戦。

本作もこれまでのエピソードと同様、全く違った切り口で物語が展開されていきます。

 

同人ゲームということを考えると相変わらず質が高く、特に音楽はかなりの高水準ですね。

本作の新規BGMの質の高さはかなりのもので、サウンド関係の充実度は素晴らしいレベルに仕上がっています。

 

さらに今回魅力的な新規キャラクターが参戦したことで、物語が面白くなっているのも見逃せない点。

今までは「ひぐらし」キャラに比べどこか物足りなさを感じた「うみねこ」キャラですが、本作ではその欠点が改善されています。

 

反面、シナリオ関してはかなり残念な出来と言わざるをえません。

 

エピソード4では「何としても元の世界に帰るんだ!」と誓った戦人ですが、今回はなぜかゲームの参加を辞退するという流れに。

本作での戦人の活躍には大いに期待していたので、この展開は完全に予想外であり、期待外れでした。

これにより前作での縁寿とのやり取りに意味が無くなってしまい、前回ラストで勢い付いた流れが完全に止まってしまっています。

 

また、クライマックスから結末へと至る流れが前作とほとんど変わってないというのも評価できない理由の一つ。

結局本作は気消沈した戦人が最後に奮起して次回のエピソードで頑張という話なんですよね。

これならエピソード4とエピソード5は一つに統合しても問題ないのでは?と感じました。

本作は無駄に話を引き伸ばした感が強く、話を広げるならもう少し工夫してほしかったです。

 

エピソード5単体として考えると十分面白いのですが、エピソード4の続編と考えると本作はほとんど評価できません。

所々惹きつけるシナリオやサウンドの高品質、突き抜けた新キャラの存在は素晴らしいですが、そろそろ違った局面を見せてほしいです。

 


 

各項目の評価 評価はC~S+

 

 

[シナリオ] A-

 

これまでのエピソードのような退屈な日常パートがあまり見られなかった事は好印象で、序盤の物語の見せ方はなかなか上手かったです。

特にゲーム開始直後には既に殺人が起きていて、OPに入る下りで犯人が名指しで指名されるという流れにはゾクゾクさせられました。

 

さらにこれまで培ってきた勢力図が本作では一気に様変わりし、三つ巴の戦いに突入するという展開は本作の見所の一つ。

エピソード毎にこういう違った切り口で話を進めてくれるライターの姿勢には感服させられます。

 

ただ、3つ巴の戦いは一つの勢力(ベアトサイド)を弱体化させるという酷い出来で、せっかくの面白い設定を活かしきれていません。

今回は探偵側が的外れな推理をする上、犯行側の反論にもまるでキレが感じられないという見るに耐えない内容でした。

 

また先にも言ったとおり、エピソード4の続編ということを考えると本作のシナリオは残念な出来。

戦人に奮起を促すだけなら本作だけでも充分で、前作で縁寿を登場させる必要性が感じられないんですよね。

前作であまり活躍しなかった縁寿よりも今回初登場のヱリカのほうがずっと物語に食い込んでくるのはどうかと思うのですが…。

 

所々名場面となるシーンもあるために一定の評価は出来るのですが、事前の期待には届かないレベルでした。

 

 

[キャラクター] A+

 

今までのエピソード同様、本作でも探偵役の古手ヱリカや異端審問官ドラノールなどの新規キャラクターが登場します。

そして本作のMVPは間違いなく古手ヱリカ。

 

型に嵌った常識的なうみねこ世界のキャラはイマイチ好きになれなかったのですが、明らかに彼女は異質な存在。 

彼女の性格の悪さは折り紙付きで、間違いなく好き嫌いが分かれるであろうキャラなのですが、私としては非常に好感がもてました。

 

特に探偵だからといって一晩中壁に耳をつけて部屋の様子を伺っていたと臆面もなく発言する姿は正に脱帽モノ。

はっちゃけ振りもここまでくると素晴らしいです。

そんな彼女の行為が「毒蜘蛛のような」と形容されたときには思わず笑ってしまいました。

 

漂着直後は完璧超人を体現していた彼女ですが、仮面がボロボロ剥がれる2日目以降の姿はまさに必見。

次回作でも彼女には是非活躍してほしいです。

既存のキャラは無難な出来なのですが、本作の新キャラによる活躍はなかなか面白かったですね。

 

 

[サウンド、ムービー] S+

 

同人ゲームでありながらここまで作りこんでくれると、もはや言うことがありません。

新OPムービーとボーカル曲の組み合わせは相変わらずレベルが高く、新規BGMの質の高さもかなりのもの。

その辺の商業ゲームと比べても見劣りすることがなく、安定して質の高いサウンドを供給してくれるのは素晴らしい事です。

 

 

[システム] A-

 

独特のシステムで最低限の機能はついているのですが、相変わらず微妙に使い勝手が悪いです。

システム周りはこれまでのエピソードと変わってないので、これ以上言うことはないかと。

 

 

[総評] A-

 

同人ゲームということを考えれば質が高いことは確かなのですが、これまでのエピソードに比べると明らかに格が落ちます。

今回の見せ場は音楽の質の高さと新規キャラクターの活躍に尽きるでしょうか。

 

本作のラストで更なる混迷を見せたシナリオですが、これをどう評価するかはエピソード6の出来次第。

今は後1週間後に迫った発売日を待つばかりです。

 

というより、いまだにマスターアップ報告がないのは不安なところ。

もし完成に至らないようであれば、夏を目標にじっくりと製作に取り組んでもらいたいです。

トモシビはいつ消えるのか~白の少女 レビュー (アンチョビプリン) 

ジャンル:ドラマチックアドベンチャーゲーム

 

先日のコミティア90で販売されていた同人ゲーム。

パッケージの裏面のゲーム紹介が面白そうだったので購入してみました。

 

購入前の期待度はCランク

作品の点数 60点 ランクB

 


 

ストーリー紹介

 

1997年、世界中で突如発生した『転死病

体調の変調を伴わず突然死するという原因不明の病によって、世界中は恐怖の渦に飲み込まれる事になる。

事態を重く見た政府は、『転死病』に対して隔離政策を取ることにした。

 

全国各地に『転死病』患者だけを集めた街『特別区』。

高い壁に囲まれ、外界との接触を断たれた街で患者たちは自分の末期を待って生きる。

『特別区』とはそんなところだった。

 

時は流れ・・・

『転死病』の研究が進むとその伝染性は否定され、それにより『特別区』は徐々に解体されていくことになる。

解放された『転死病』患者たちは、ある者は故郷へ帰り、またある者はそのまま『特別区』に残り続けた。

 

『旧横浜特別区』

 

かつて六十万人を越える『転死病』患者を隔離していた日本最大の特別区に一人の少年がやってくるところからこの物語は始まる。

 

(公式サイトの紹介文を引用)

 


 

ゲーム概要

 

選択肢はいくつかあるものの、実質一本道。

本作では謎のほとんどが解明されず、続編を匂わすような描写で幕が締められます。

 

キャラ紹介などゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

CGは差分ありで10枚。

他にも場面転換の際に使用される各キャラクターのCGが10枚あります。

 

※スクリプトミスの関係からか、不具合が度々ありました。

 


 

感想

 

こまめに区切ってプレイしていたため正確な時間はわからないですが、プレイ時間は3時間強。

ボリュームとしてはまずまずのもので、価格に見合った長さです。

 

本作では転死病という不治の病やそれに伴う隔離施設など、独特の世界観が構築されています。

さらにシステム画面にあるエクストラの項目がなかなか工夫されていて、こういったところは好感が持てました。

 

というのも、本作で特徴的なのがこのエクストラの項目。

これは話が進むにつれ、今まで見聞きしてきた情報やCGがこの項目に登録されるというシステム。

作中頻繁に更新されるこの機能を使うことでゲームの世界観や各人物の背景を知ることができます。

特段真新しい機能ではないですが、キャラクターの設定や情報が徐々に更新されるというのは面白かったです。

 

そして肝心のストーリーですが、こちらはイマイチだったかなぁと。

というのも、主要キャラクターにまるで共感することが出来なかったので、終始物語に溶け込むことが出来ませんでした。

おかげでラストの衝撃的な展開を含め、最後まで物語に盛り上がりを感じることが出来ず…。

物語はまだまだ続きそうなので、続編に期待でしょうか。

 

ということで、各項目の評価を。

 


 

各項目の評価 評価はC~S+

 

 

[シナリオ] B

 

今回は元隔離施設である「旧横浜特別区」に突然派遣された主人公・京と下宿先の娘・寿々、そして謎の白い少女の3人を中心とした話。

 

記憶喪失である主人公や転死病患者、行き倒れの少女、そしてその少女を狙う勢力──。 

などなどプレイヤーの興味を引かせる要素があちこちに散らばっています。

伏線の配置の仕方はなかなか巧みですね。

 

しかし、肝心の物語が面白いかといえばそうでもなく。

作中「ここから盛り上がるのかな?」と度々思わせてはくれるのですが、なかなか盛り上がりには繋がらず。

話自体は悪くないですが、終始読み進めていて退屈でした。

 

また、寿々が転死病という事実が選択肢の一方を選ぶことで分かるというのはどうかと思います。

こういう重要な事は共通パートでやるべきです。

 

 

[キャラクター] C

 

ほとんどのキャラクターの底が未だ知れないので、この段階で評価するのもどうかなぁとは思うのですが。

 

とりあえず、優秀ながら作中ではそれを発揮し切れていない主人公や、頑固であるがために徐々に状況を悪化させてしまう寿々。

少なくとも本作ではこの2人のいい所がほとんど見当たらず、魅力を感じることが出来ませんでした。

 

そして一番の問題点は、このエピソードの核である白い少女がほとんど存在感を示せなかったこと。

結局彼女の存在感をプレイヤーにまるで残せないまま物語が終わってしまっています。

ただでさえ喋れないという設定なのに、印象に残るようなイベントもないまま退場してしまうというのはどうかと思うのですが。

 

最初は喋れて意思疎通も出来た彼女が、何を思って寿々の家までやってきたのかがついに語られなかったというのはなんとも切ないです

おそらく続編で語られるとは思いますが。

 

 

[サウンド] B-

 

特に印象に残る曲もなく、無難な出来でした。

どれも場面に合った曲を使用していたという印象があります。

 

 

[グラフィック] B+

 

立ち絵のクオリティはなかなかのもので、ヒロインの顔はどれも可愛く描けています。

ただ、一枚絵になるとガクッと質が落ちているものもありました。

ちなみに公式ブログのトップページではヒロイン達の顔がランダムで出てくるのですが、こういう仕掛けは面白いと感じました。

 

 

[システム] B

 

システム周りは最低限の機能が揃っているのですが、不便なところもチラホラと。

特にセーブをしてもロードをする際はその場面の始めから開始されるという仕様は不便でした。

おかげで場面の途中までプレイしてセーブをしても意味がありません。

 

またスキップ速度がかなり速い反面、既読スキップ機能が無いというのも気になるところ。

他にはエフェクトオフ機能があればもっと便利かなと思いました。

 

ちなみにスクリプトミスの関係でエラーが度々起こります。

具体的には一部のCGが見れなかったり、ゲームを終了するのに強制終了をしなければいけない等。

どれも深刻な被害ではないのが救いでしょうか。

 

 

[総評] B-

 

転死病という病気が存在する世界観や各登場人物にまつわる数々の伏線はなかなか注目させられるものがあります。

また、可愛く描かれているヒロインたちの立ち絵のレベルは結構高いです。

 

それ以外の要素は平均レベルといったところでしょうか。

プレイヤーを物語に引き込ませる要素があれば一気に話が面白くなると思うのですが。

 

数多くバラ撒かれた伏線がいい味を出していて、それらがどのように回収されるのだろうと思わせる点では非常に興味深いです。

現時点では各キャラクターの幸せな結末が想像できないというのも注目の一つ。

今後の彼らの顛末が気になるので、是非作品を完結させてほしいものです。

diskill-Episode 4- レビュー (Harbest)  

ジャンル:フルボイスADV

 

前作のエピソード3と一緒にコミケで購入。

 

購入前の期待度はAランク

作品の点数 55点 ランクC

 

体験版のレビューはこちら

エピソード1のレビューはこちら

エピソード2のレビューはこちら

エピソード3のレビューはこちら

 


 

ゲーム概要

 

 

目を開けると、変わらず人がいない世界がそこにはあった。

 

3回目のコミュニケーションを終え、再び誰もいない町へと戻ってきた涼一。

だが彼は記憶が一部欠けていることに気づく。

「これまでのゲームで誰がゲームに参加していたのか?」、「今まで何があったのか?」 

それらを思い出せないまま涼一は今回のゲームに参加することに。

 

しかし、今回のゲームはいつもとは様相が異なっていた。

これまでの既存のルールは崩壊し、涼一はこれまでとは異なる対応を迫られる事に。 

 

そして涼一は一人の少女と出会う──。

 

 

キャラ紹介などゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

本作は残された最大の謎である涼一とティアについての物語。

コミュニケーションというゲームが生まれた理由や彼らがどのような結末を辿るのかが描写されます。

 

ゲームは選択肢無しの一本道。

diskillシリーズ完結編です。

 


 

良かった点

 

・既存のルールが崩壊し、これまでとは違うゲームが行われるという展開は面白かったです。

・クライマックスの流れはなかなか見せるものがありました。

・パッケージの裏面がゲームの崩壊を予感させる作りなのはなかなか面白かったです。

・終わりが近づくにつれ、携帯電話の画面が混沌としてくる演出はよかったです。

 


 

悪かった点

 

・登場人物がこれまで以上に少なく、話に盛り上がりが感じられませんでした。評価大幅マイナス↓

・エンディングが中途半端な結末です。評価大幅マイナス↓

・子供時代の涼一やティアが大人びた口調や言い回しをしているのに違和感を覚えました。

・明かされた真相にいくつかの矛盾が見受けられます。 

・バックログからクリックして文字を読もうと思ったら、文字が表示されないことが度々ありました。

・save箇所が2箇所しかありません。

 


 

その他

 

・これまでのエピソードに比べボリュームが少なめです。

・私の環境では、開始直後に音量の調節をしたらロードエラーと出て強制終了されました。

・CGは一枚です。

・エンディングは飛ばせません。

 


 

総評

 

今回は残された伏線の回収といった面が強いため、面白さとしてはイマイチでした。

これまで以上に登場人物が限られているので、これで話を面白くするというのはさすがに難しかったかと。

序盤はこれまでのゲームと明らかに異なる展開に仕立て上げるなど、掴みは上手かったのですが後が続きませんでしたね。

 

話の流れとしては涼一の記憶が蘇ってくる事でゲームの成り立ちが明かされていくのですが、真相は意外なものでした。

言われてみればなるほどと思わせる伏線がいくつかあり、よく考えられて作られているなと思います。

(設定にはいくつか矛盾も見受けられたような気もしますが…)


これまでのルールが崩壊する本作では、従来のルールとは異なる新たなゲームが行われます。

ただ、この新しいゲームも駆け引きの要素があるものの、面白さとしてはイマイチでした。

特にコインのゲームは簡単すぎたかと…。

結構有名なゲームなので、からくりを知っている人は結構多いのではないでしょうか。

 


肝心のストーリーですが、終始淡々と話が進むために盛り上がりに欠けた感があります。

ですが、クライマックスのこれまでのキャラクター再登場という流は、ありがちな展開ですが正直胸が熱くなりましたね。

一度は諦めかけた涼一が彼らの発言により、再び立ち上がるという展開にはグッとくるものがありました。

 

それだけにエンディングがああいう結末になったのは残念でした。

涼一が最後まで意志を貫き通した行為に対する結果がイマイチ伝わらないというか…。

幸せなのか不幸なのか判断しづらい内容で、何ともいえないもどかしさが残る結末でした。

良く言えば余韻が残るエンディングなのですが、私としては消化不良に映りました。

 

 

シリーズ完結編ですが、最も話の起伏が感じられないエピソードだけにかなり厳しい評価になりました。

ただ本作に限って言えば、この登場人物で話を面白くするのは至難の業だと思うだけにしょうがないかなと思います。

 

 

以下気になった所

 

・あの墓場は結局何だったのでしょう?

死んでいるはずのティアが現実社会に登場し、幸一や雄介と会話できたのは何故でしょうか?

瀕死の人間がコミュニケーションに招待されるのに、なぜニウが参加することになったのでしょうか? ニウが自分で望んだから?

 


 

シリーズ全体を通しての評価 評価はC~S+

 

 

[シナリオ] B

 

購入前は「如何にして現象を暴くのか」という心理戦や駆け引きに期待していたのですが、そういった展開がほとんど無かったのは残念でした。

あらすじを見て「DEATH NOTE」や「カイジ」など、知能バトルのような展開を期待した人は肩透かしを食らう事になると思います。

そういったストーリーを期待したのは私だけかもしれませんが…。

 

どのエピソードも対話するという行為が主眼におかれており、テーマが一貫されているのは非常に好感が持てます。

ただ、テーマが上手く表現出来ているから物語が面白くなるかというと必ずしもそうではなく──。

魅力的なキャラの不在やゲームの設定を活かしきれてない点など、面白さに繋がる+αが欠けているように感じました。

 

また、キャラクターの描写不足や物事を都合のいいように動かしていることで損をしている箇所が多々あります。

シナリオには所々光るものがあり、書きようによってはもっと面白くなったと思うのですが─。

 

シリーズ毎の面白さとしては、

 

エピソード2>>エピソード3>エピソード1>エピソード4

 

でした。

 

 

[キャラクター] C

 

キャラクターの書き方については全体的に難ありで、ニウや夢などの会話は終始滑りがちだったように感じました。

主人公である成長した涼一も好感は持てますが、あと一皮剥けて活躍してほしかったですね。

双司のように味のあるキャラクターこそいるのですが、魅力的と思えるキャラクターがいないのは痛かったです。

 

キャラクターの魅力が不足しているせいで、シナリオの足を引っ張っている傾向があるように感じました。

 

 

[音楽] B

 

場面に合ったBGMが多いです。

良曲レベルという程ではないのですが、どの曲も結構頑張って作られています。

ボーカル曲も悪い出来ではなく、及第点は十分クリアしています。

 

 

[ボイス] C

 

本作はフルボイスとのことですが、声は特に必要なかったです。

キャラクターによっては酷い棒読み具合で、声が入っていることでむしろマイナスに感じる場面が多々ありました。

価格が500円ということを考えるとフルボイスは素晴らしいと思うのですが、もっと別の面に力を入れてほしかったです。

 

 

[絵] B-

 

標準の立ち絵は上手く描けているのですが、差分の立ち絵になると途端に崩れているものが何枚かあります。

一枚絵のCGもそれなりに見れるものとバランスが崩れている物がはっきり表れています。

 

 

[システム] B

 

独特の設計ですが、最低限の機能は揃っています。

スキップが速いことも好感が持てます。

ただ、save箇所が2つしかなかったり、バックログから戻ってくると時折現在の文章が表示されないというのは結構不便でした。

それと、特定の動作をすると強制終了することがありました。

 

 

[総評] B-

 

シリーズを通して評価するとぎりぎり秀作レベルといったところでしょうか。

販売価格が500円ということで、どのエピソードも点数を甘めに付けています。

 

人を信じ、対話する方面に力を入れているのですが、もっとコミュニケーションというゲームの設定を活かしてほしかったです。

魅力的な設定を活かして出来たことがたくさんあったと思うのですが、そうしたものがほとんど見られなかったのは残念でした。

本シリーズは購入前の期待度がかなり高かった事もあり、自然と厳しい評価になってしまいました。

 


 

おまけ

 

余談ですが、知能バトルに興味がある方は以下の漫画がお勧めです。

いろいろな所で売られていると思うので、興味のある方は店頭で探してみてはいかがでしょうか。

お勧めの作品です。

 

 

diskill-Episode 3- レビュー (Harbest) 

ジャンル:フルボイスADV

 

前作のエピソード2がなかなか面白かったので、夏コミで発売されるエピソード3には結構期待していました。

夏コミでは無事購入することに成功し、真っ先にこの作品をプレイ。

評価はというと…。

 

購入前の期待度はAランク

作品の点数 65点 ランクB

 

体験版のレビューはこちら

エピソード1のレビューはこちら

エピソード2のレビューはこちら

 


 

ゲーム概要

 

 

2回目のコミュニケーションでも目的を遂げることは叶わず、3回目のコミュニケーションに臨むことになった涼一。

出来ればこのコミュニケーションで最後にしたいと意気込む涼一の前に見知らぬ少女が現れる。

少女の名前は鳳夢。

 

傍若無人に振舞う彼女に振り回されながらも、彼女を伴って涼一は3回目のコミュニケーションへと臨むことに。

続々と彼らの前に姿を見せる参加者達。

彼らを前に涼一はみんなで協力する事を呼びかけていく。

 

今度こそ涼一はこの世界を抜け出すことが出来るのか…。

 

 

キャラ紹介などゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

前作同様、本作では3回目のコミュニケーションが行われます。

なぜ本作でも3回目のコミュニケーションが行われるのかというと、若干ネタばれに繋がるのでここでは割愛。(大した理由ではないですが)

 

前作がミウや双司、九朗が物語の中心だったのに対し、本作では奈々や夢といった前作で消化不良気味に退場したキャラ達に焦点が当てられています。

登場人物は全く同じながら前作とは異なるストーリーが展開され、エピソード2で回収されなかった伏線は全て回収されます。

もちろん肝心の主人公とティアについての謎は除いてですが。

 

これまでのエピソード同様、選択肢無しの一本道。

結末は一つで、エピソード4へと話は続きます。

 


 

良かった点

 

・これまでのエピソード同様、主人公の人を信じるという姿勢には好感が持てました。

・本作でもコミュニケーションという行為が物語に深く絡んできます。対話というテーマが一貫しているのは好印象です。

・物語が終盤に入る頃からエンディングまでの流れはなかなか面白かったです。

 


 

悪かった点

 

・ゲームにおける駆け引きがほとんど見られず、設定を上手く活かしきれてないです。評価大幅マイナス↓

・一部キャラクターがとにかく肌に合いませんでした。評価大幅マイナス↓

・キャラクターの練りこみ不足が目立ち、描写がまるで足りてないです。評価大幅マイナス↓

・説明・描写不足な箇所が多々あり、全体的に作りが粗いです。評価大幅マイナス↓

・save箇所が2箇所しかないのは相変わらず不便でした。 

 


 

その他

 

・前作同様私の環境ではED曲を聴くことが出来ませんでした。

・ラベルエラーと出て強制終了することがありました。

・イベントCGは1枚です。

・声優のレベルが低く、気になるレベルの方が数名いました。

 


 

総評

 

前作では主人公の成長やゲームの参加者の急増、二転三転する展開など見所がいろいろあったのですが、本作はあまり評価できませんでした。

前作以上にご都合主義な展開が多く、説明・描写不足が目立つなど、とにかく全体の作りこみが粗かったですね。

ゲームの設定を上手く活かしきれてないのは相変わらずで、自然と厳しい評価になりました。

 

登場人物が共通のまま、これまでとは異なる展開が繰り広げられるという手法は大好きなのですが、今回に限っては面白みに欠けたかなと思います。

なぜなら登場人物が前作と変わらないので、前作プレイ済みの人間としては既に半数近くの参加者の現象を把握しているんですよね。

おかげでエピソード2で感じた「この参加者はどんな現象を持っているんだろう?」というワクワク感がほとんど感じられませんでした。

 

さらに本作ではゲームにおける駆け引きがほとんど見られず、人間ドラマが中心になって物語が展開されていたように思います。

そうなると基本的にどのキャラクターも描写不足が目立つので、人間ドラマとして評価すると点数を低くせざるを得ないというか…。

前作では現象を上手く使って参加者を脱落させている点などを評価していたのですが、本作ではそういった要素が無かった事も低評価の一因でしたね。

 

このエピソードで本格的に登場する鳳夢ですが、彼女のキャラクターも完全に肌に合いませんでした。

筋金入りに頭が悪い彼女は、理不尽な言動・行動ばかりしていて非常にタチが悪いです。

これでは只の不快キャラにしか映らないと思うのですが…。

前作の九朗といい、序盤から涼一と一緒に行動する人間にロクなのがいないのはどうにかならないのでしょうか。

 

何より一番酷かったのは、学校での殺人事件でしょうか。

この辺は読んでて何だかなぁと思いました。

そもそもこの事件に関してはキーパーソンであるの心情描写が全くされてないんですよね。

おかげで彼が何を思って行動していたのかがまるで分かりませんでした。

 

例えば、

 

・今まで友達を家に連れてこなかった雄介を家に連れてきたのはなぜか?

少年院に入れば奈々を一人にすると分かっているのにアッサリと捕まってもよかったのか?

 

というこの辺のの心情が全く描写されていないので、優が少年院に入るという展開が凄くご都合主義に感じました。

 

ライターにはもっと読み手を納得させるだけの過程を書いてほしかったです。

都合のいいようにキャラクターを動かしたり、事件を引き起こしているような箇所が結構ありました。

ご都合主義とあいまって、登場人物の描写がまるで足りないためにキャラクターが安っぽく感じました。

 

厳しいことばかり書きましたが、見所もそれなりにありました。

本作では二回目のコミュニケーションの顛末が語られるのですが、この辺の描写は面白かったですね。

一回目のコミュニケーションから変わってしまった涼一の理由や動機付けなどが上手く書かれていたのは好印象でした。

 

また、終盤の展開がイマイチだったエピソード2とは違い、本作の終盤は涼一が活躍する事により見応えがありましたね。

具体的には学校での校庭のシーンの場面です。

彼の台詞や行動は作中で言われているように青臭いのですが、一貫して行動する姿にはとても好感が持てました。

 

エンディングの展開も前作よりこちらの方が好ましいですね。

各キャラの掛け合いや立ち位置が上手く絡み合っていて、ドタバタ感のまま締めくくられる結末は見ていて微笑ましかったです。

 

 

と良かったところも挙げておきましたが、本作は全体的に粗が目立つ作品でした。

続くエピソード4も正直残念な出来だったので、もっと時間をかけて作りこんでほしかったですね。

舞台設定は凄く魅力的なのだから、それを活かしきれてないのは凄く勿体無いなと思います。

書き方次第では化けそうな気もするのですが。

 

 

以下気になった所

 

路上に落ちていた片方の靴は消去法から九朗のものでいいのでしょうか?

 

誰と誰が敵対していて、組んでいるのかよく分かりませんでした。

ミウは双司を獲物と呼んでいましたが、2人は敵対していたのでしょうか。

だとすると、なぜ2人は敵対していたのでしょうか?

 

2回目のコミュニケーションで奈々を送り返す時にフィアが言った「面白いことを考えた」とは何だったのでしょう? 

大まかな評価基準
作品の点数

S:85-100点 名作

A:70-85点  良作

B:60-70点  佳作

C:60点以下   普通以下

 

BGMやムービー等を評価する際

Sランクが名曲・名作レベル
ランクが良曲・良作レベル

期待度の目安

 

S:名作クラスの作品を期待

A:良作クラスの作品を期待

B:作品に過度な期待はしないレベル、もしくは発売日には買わないが、安くなったら買いたいレベル

C:店頭で衝動買いレベル

 

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