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BALDR SKY Dive2“RECORDARE” レビュー (戯画) 

レビューを書こう書こうと思っていたらいつの間にか2週間以上が経過していました。

年末のコミケまでにはいくつかレビューをアップするつもりです。

 

というわけで、今回は先月の月末に販売された期待作「BALDR SKY Dive2“RECORDARE”」のレビューを。

 


 

ジャンル:サイバーバンクアクションアドベンチャー

 

今年の3月に発売された「BALDR SKY Dive1“LostMemory”」の続編。

前作の出来が素晴らしかったこともあり、発売を待ち望んでいたのですが、11月にようやく発売されました。

2009年度、発売前に最も期待していた作品。

 

購入前の期待度はSランク

作品の点数 90点 ランクS

 


 

ゲーム概要

 

キャラ紹介など、ゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

ルートは全部で3つ。攻略順はすべて固定。

エンディング数は計7つ。

 

容量6.91GB

※前作のDive1をインストールしていることで、データの引継ぎが可能。引継ぎをすることで、Dive1のシナリオもプレイ出来ます。

 

CG132枚(差分無し)、回想12シーン(本編7+妄想極秘ファイル5)。

回想シーンの内訳(ネタばれありの箇所は一部伏字)

 

本編

 

甲×亜紀(3)※実質2シーン

甲×真(1)

甲×空(2)

甲×空×クウ(1)※尺は短め

 

妄想極秘ファイル ※なかなかマニアックなプレイを中心とした内容で、尺はそれなり。

 

甲×レイン(1)

甲×菜ノ葉(1)

甲×千夏(1)

甲×ノイ[複数](1)

甲×シゼル(1)

 


 

感想

 

コンプリートに要した時間は65時間ほど。

 

一部では分割商法とも揶揄されていますが、ボリュームはかなりのものがあります。

分割しても尚、その辺のゲームより充分遊べる内容で、まさしく大作と呼ばれるにふさわしい作品。

もっとも前作と雰囲気の違うCGや既読テキストの初期化など、分割したことによる弊害もあるわけですが…。

 

アクションパートは相変わらず中毒性が強く、ゲームシステムの完成度はかなりのもの。

おかげで一度始めたらなかなかやめることが出来ないという嬉しい(?)悲鳴を度々上げることに。

前作のDive1もそうでしたが、先の気になるストーリーと中毒性の強いアクションパートが上手く組み合わさっています。

 

ただ不満が全くないわけではなく、賛否両論分かれるであろう最終(空)ルートや一部システムの使い勝手の悪さは残念なところ。

他にも突出した悪役の不在やあっさり気味なHシーンは、個人的名作である「BALDR FORCE」に比べると見劣りしてしまっています。

 

とはいえ、ここまで作りこんでくれたのは素晴らしく、名作の域に価する作品でもあることは確か。

発売前からの高すぎる期待に応えてくれたという意味では充分賞賛に値する作品です。

現時点では2009年度NO.1

12月に発売される「dies irae~Acta est Fabula~」次第ではこの記録を塗り替えることもあり得るのでしょうが、果たして──。

 

 

以下は各ルートの感想

 

 

亜紀ルート

 

中盤までは千夏ルートとほぼ被るのですが、個別ルートに突入してからの面白さはさすがの一言。

前作では実現しなかったキャラクターとの共闘も実現し、6人同時戦闘バトルなどは見る者を熱くさせてくれます。

 

EDが3種類あるのもこのルートだけで、バッドEDの後味の悪さは相変わらずいい味を出しています。

ヒロインの亜紀を話の核に上手く位置づけるなど、本作では最もバランスが取れているシナリオ。

目立った欠点もなく、上手くまとめている印象を受けました。

 

 

真ルート

 

今までの4ルートの重要イベントを網羅していき、かなり速いペースで物語が進んでいく真ルート。

これまでのラスボスが普通にストーリーの端々に登場するなど、物語としては作中最大の規模といっても過言ではないかと。

空ルートが如月寮メンバーを中心としたどこか内輪向けの話に対し、こちらでは終始様々な勢力がひしめき合うという展開。

まさに本ルートは総力戦と呼ぶに相応しい内容でした。

 

このシナリオの最大の欠点は、物語にヒロインである真を上手く絡めることが出来なかったところ。

序盤であっさり明かされる彼女の正体に始まり、感情移入しにくい彼女の言動や足を引っ張る行動は閉口ものでした。

力強いシナリオでありながら、物語にヒロインが食い込めなかった印象が強かったですね。

 

設定資料集に書かれている通り、真というヒロインの位置づけに苦労したことが窺えるシナリオでした。

 

 

空ルート

 

第1章の時点で分岐し、これまでのルートとは明らかに違う異質なシナリオ。

序盤はまさに不可解そのもので、プレイヤーには一体何が起こったのだろうと思わせてくれます。

一通り登場人物が出揃ってから明かされる真相は衝撃的なもので、これからの展開が予測不可能という作りは見事なものでした。

 

もっとも、中盤以降に出てくるヒロイン(空)の存在や、詳しく語られなかったフェンリルの顛末等は明らかに描写不足。

彼らについては作中で詳しく語られないため、ほとんど感情移入できません。

 

また,本ルートは限られた人物しか登場しないという印象があるため、物語にどこか閉塞感が漂うという欠点もあります。

それぞれの勢力が力を合わせたことによる最終決戦という雰囲気が出せればもっと面白くなっただろうに勿体無かったですね。

 

さらにこのルートはいろいろと賛否両論分かれる要素が満載で、決して万人受けする内容ではありません。

結末も素直にハッピーエンドと受け取れるかは疑問で、人によっては意見が分かれるだろう内容。

私自身このシナリオの結末には何か釈然としないものが残りました。

 


 

各項目の評価 評価はC~S+ 

 

 

[シナリオ] A+

 

Dive1で出された様々な伏線が、本作ではきちんと回収されているのは一安心といったところ。

前作に引き続き本作でも攻略順が固定されており、徐々にスケールアップしていくストーリー展開は見応え充分でした。

最初の亜紀ルートからいきなりDive1以上の盛り上がりを見せてくれるのも素晴らしかったですね。 

 

個人的に気に入っているのは、どのルートもそれぞれラスボスが異なるという点。

話が進む毎に強大になっていくラスボスの設定は、物語のスケールの大きさを実感させてくれるのに一役買ってくれました。

それだけに最終ルートの出来次第では100点を付けることもあり得たのですが、最後に失速してしまったのは残念ですね。

 

ちなみに本作のコンセプトは、初回特典の設定資料集によると、巡り会えなかった筈の2人が巡り会う」というもの。

このコンセプト自体はなかなか興味深いですが、面白さに繋がるかというと個人的には微妙でした。

 

 

[キャラクター] A+

 

本シリーズは主人公だけでなく、脇を固めるキャラクター達にも活躍の場が充分与えられています。

おかげで脇役に至るまで魅力的なキャラクターが満載です。

 

もっともラスト2ルートのヒロインである水無月姉妹だけは例外で、彼女達にはもう少し活躍してほしかったですね。

この辺はライターの実力不足が露呈したかな、と感じました。

 

それと本作では一気にジルベルトがネタ化していたのが残念。

DIVE1のレインルートではラスボスを務めたし、あのころはカッコよかったのですが…。

個人的にはもっと突き抜けた悪役キャラが欲しかったです。

 

 

[サウンド、ムービー、ボイス] S

 

ムービーやボーカル曲の使い方は「BALDR FORCE」には劣るものの、非常にレベルが高いです。

BGMも全体的に質が高く、場面にあった曲を使用しているため印象に残る曲が多数あります。

ボイスは安定した声優陣の活躍で、言うことはないかと。

 

 

[グラフィック] A+

 

一部バランスが崩れているCGがあるものの、全体的に可愛く描けています。

ただ前作から期間が空いているためか、キャラの雰囲気が変わっているものもいくつかありますね。

空ルートエンディングのCGも若干違和感が残る出来でした。

 

「DUEL SAVIOR JUSTICE」がいい例ですが、この絵師は期間が空くと絵柄が安定しない欠点があります。

この辺も分割したことによる弊害の一つでしょうか。

 

 

[システム] A+

 

単体のゲームとして考えると、非常に優れたシステムです。

戦闘速度上昇やシナリオスキップ、サバイバルでの武器LvUP、サバイバルでのフォース引継ぎなどはどれも素晴らしいです。

プラグイン機能が充実したことにより、使い勝手がかなりよくなっています。

 

ただ、既読テキストがリセットされる仕様や本編とほとんど変わらない内容の記憶遡行システムはかなり面倒くさかったです。

もう少しプレイヤーのことを考えて設計してほしかったですね。

 

 

[総評] S-

 

分割販売を承知の上で、尚購入を迷っているような方にはお勧めできる作品です。

 

最終ルートは賛否両論の内容ですが、全体のクオリティの高さはかなりのもの。

Dive1を通しての物語は紛れもなく大作であるし、充分名作の域に仕上がっていると言えるでしょう。

 

また、初回特典の設定資料集はしっかり作りこまれており、製作者の対談やおすすめコンボが載っているので必見。

Dive1のように通常版が販売されるかはまだ分かりませんが、購入するのなら設定資料集が付属する初回版が断然お勧めです。

 

「BALDR」シリーズはこれで完結ではなく、まだまだ展開される模様。

ぜひこれからも質の高いゲーム作りを目指してほしいです。

 

 

興味を持った方はこちらでゲームが購入できます。1500円以上の商品は送料が無料です。 

トモシビはいつ消えるのか~白の少女 レビュー (アンチョビプリン) 

ジャンル:ドラマチックアドベンチャーゲーム

 

先日のコミティア90で販売されていた同人ゲーム。

パッケージの裏面のゲーム紹介が面白そうだったので購入してみました。

 

購入前の期待度はCランク

作品の点数 60点 ランクB

 


 

ストーリー紹介

 

1997年、世界中で突如発生した『転死病

体調の変調を伴わず突然死するという原因不明の病によって、世界中は恐怖の渦に飲み込まれる事になる。

事態を重く見た政府は、『転死病』に対して隔離政策を取ることにした。

 

全国各地に『転死病』患者だけを集めた街『特別区』。

高い壁に囲まれ、外界との接触を断たれた街で患者たちは自分の末期を待って生きる。

『特別区』とはそんなところだった。

 

時は流れ・・・

『転死病』の研究が進むとその伝染性は否定され、それにより『特別区』は徐々に解体されていくことになる。

解放された『転死病』患者たちは、ある者は故郷へ帰り、またある者はそのまま『特別区』に残り続けた。

 

『旧横浜特別区』

 

かつて六十万人を越える『転死病』患者を隔離していた日本最大の特別区に一人の少年がやってくるところからこの物語は始まる。

 

(公式サイトの紹介文を引用)

 


 

ゲーム概要

 

選択肢はいくつかあるものの、実質一本道。

本作では謎のほとんどが解明されず、続編を匂わすような描写で幕が締められます。

 

キャラ紹介などゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

CGは差分ありで10枚。

他にも場面転換の際に使用される各キャラクターのCGが10枚あります。

 

※スクリプトミスの関係からか、不具合が度々ありました。

 


 

感想

 

こまめに区切ってプレイしていたため正確な時間はわからないですが、プレイ時間は3時間強。

ボリュームとしてはまずまずのもので、価格に見合った長さです。

 

本作では転死病という不治の病やそれに伴う隔離施設など、独特の世界観が構築されています。

さらにシステム画面にあるエクストラの項目がなかなか工夫されていて、こういったところは好感が持てました。

 

というのも、本作で特徴的なのがこのエクストラの項目。

これは話が進むにつれ、今まで見聞きしてきた情報やCGがこの項目に登録されるというシステム。

作中頻繁に更新されるこの機能を使うことでゲームの世界観や各人物の背景を知ることができます。

特段真新しい機能ではないですが、キャラクターの設定や情報が徐々に更新されるというのは面白かったです。

 

そして肝心のストーリーですが、こちらはイマイチだったかなぁと。

というのも、主要キャラクターにまるで共感することが出来なかったので、終始物語に溶け込むことが出来ませんでした。

おかげでラストの衝撃的な展開を含め、最後まで物語に盛り上がりを感じることが出来ず…。

物語はまだまだ続きそうなので、続編に期待でしょうか。

 

ということで、各項目の評価を。

 


 

各項目の評価 評価はC~S+

 

 

[シナリオ] B

 

今回は元隔離施設である「旧横浜特別区」に突然派遣された主人公・京と下宿先の娘・寿々、そして謎の白い少女の3人を中心とした話。

 

記憶喪失である主人公や転死病患者、行き倒れの少女、そしてその少女を狙う勢力──。 

などなどプレイヤーの興味を引かせる要素があちこちに散らばっています。

伏線の配置の仕方はなかなか巧みですね。

 

しかし、肝心の物語が面白いかといえばそうでもなく。

作中「ここから盛り上がるのかな?」と度々思わせてはくれるのですが、なかなか盛り上がりには繋がらず。

話自体は悪くないですが、終始読み進めていて退屈でした。

 

また、寿々が転死病という事実が選択肢の一方を選ぶことで分かるというのはどうかと思います。

こういう重要な事は共通パートでやるべきです。

 

 

[キャラクター] C

 

ほとんどのキャラクターの底が未だ知れないので、この段階で評価するのもどうかなぁとは思うのですが。

 

とりあえず、優秀ながら作中ではそれを発揮し切れていない主人公や、頑固であるがために徐々に状況を悪化させてしまう寿々。

少なくとも本作ではこの2人のいい所がほとんど見当たらず、魅力を感じることが出来ませんでした。

 

そして一番の問題点は、このエピソードの核である白い少女がほとんど存在感を示せなかったこと。

結局彼女の存在感をプレイヤーにまるで残せないまま物語が終わってしまっています。

ただでさえ喋れないという設定なのに、印象に残るようなイベントもないまま退場してしまうというのはどうかと思うのですが。

 

最初は喋れて意思疎通も出来た彼女が、何を思って寿々の家までやってきたのかがついに語られなかったというのはなんとも切ないです

おそらく続編で語られるとは思いますが。

 

 

[サウンド] B-

 

特に印象に残る曲もなく、無難な出来でした。

どれも場面に合った曲を使用していたという印象があります。

 

 

[グラフィック] B+

 

立ち絵のクオリティはなかなかのもので、ヒロインの顔はどれも可愛く描けています。

ただ、一枚絵になるとガクッと質が落ちているものもありました。

ちなみに公式ブログのトップページではヒロイン達の顔がランダムで出てくるのですが、こういう仕掛けは面白いと感じました。

 

 

[システム] B

 

システム周りは最低限の機能が揃っているのですが、不便なところもチラホラと。

特にセーブをしてもロードをする際はその場面の始めから開始されるという仕様は不便でした。

おかげで場面の途中までプレイしてセーブをしても意味がありません。

 

またスキップ速度がかなり速い反面、既読スキップ機能が無いというのも気になるところ。

他にはエフェクトオフ機能があればもっと便利かなと思いました。

 

ちなみにスクリプトミスの関係でエラーが度々起こります。

具体的には一部のCGが見れなかったり、ゲームを終了するのに強制終了をしなければいけない等。

どれも深刻な被害ではないのが救いでしょうか。

 

 

[総評] B-

 

転死病という病気が存在する世界観や各登場人物にまつわる数々の伏線はなかなか注目させられるものがあります。

また、可愛く描かれているヒロインたちの立ち絵のレベルは結構高いです。

 

それ以外の要素は平均レベルといったところでしょうか。

プレイヤーを物語に引き込ませる要素があれば一気に話が面白くなると思うのですが。

 

数多くバラ撒かれた伏線がいい味を出していて、それらがどのように回収されるのだろうと思わせる点では非常に興味深いです。

現時点では各キャラクターの幸せな結末が想像できないというのも注目の一つ。

今後の彼らの顛末が気になるので、是非作品を完結させてほしいものです。

コミティア90 イベントレポート  

先週の土曜日、コミティアに半年振りに参加してきました。

 

今回は欲しいものが一つしかなく、参加を決めたのがイベント当日。

というわけでかなり突発的だったのですが、入場代わりのパンフレットは現地で買うことにして国際展示場まで行ってきました。

 


 

現地に到着

 

8時30分に国際展示場に到着。

 

私が着いたときは既に四列目の真ん中まで待機列が広がっていて、ざっと数えたところ一列に並んでいる数は百人前後。

ということで、私の位置は大体三百番台の中頃でしょうか。

見た目はそれほど混んでいないのですが、実際に数えてみると結構人がいることに驚きました。

 

10時に列移動を開始するとのことなので、パンフレットを買ったりしながら時間を潰すことに。

傍に立っているスタッフによると、同時に行われているpixivのイベントにも同じくらい人がいるみたいです。

 

そんなことを聞きながら列で待機しつつ10時になると、私達も会場の方へと移動を開始。

この頃には並んでいる列が九列にまで広がっていました。

 

会場入りした後は特筆すべきこともなく、普通に30分ほど待機。

そして11時になり、コミティア開幕──。

 


 

コミティア入場

 

開場してスマートに入場は出来たのですが、中に入って思ったことはやけに人がたくさんがいるということです。

そして心なしか人の歩くスピードも早め。

5月のイベント時はもっとまったりしていたような…。

 

ともあれ私は唯一といってもいい目当てのサークルへと移動。

ところが目当てのブースには辿り着いたものの、既に品物は開始5分であっさりと完売。

早すぎです(汗)。

 

とはいえ、元々売り切れることは十分想定していたので、諦めて他のサークルをいろいろと見て回ることに。

 

まずは壁際のサークルを一通り見て回ったのですが、見覚えのある絵柄の同人誌をいくつか発見。

同人誌はそれほど詳しくないのですが、何度か見たことのある絵柄だったので2冊ほど購入しました。

 

まずはこちら。

 

PIC_0414.jpg PIC_0416.jpg

 

Digital Lover 新刊「Rough Sketch 48」

一部100円。

お一人様一部限定。

 

こちらは昼前には既に売り切れていました。

 

そしてもう一冊。

 

PIC_0412.jpg  

 

SECOND CRY 新刊「LUSTKING append ver.」

一部100円。

購入部数限定なし。

 

昼前に見たときは若干在庫が残っていました。

ただ、おまけのペーパーは品切れだった模様。

 

どちらのサークルも列がそこそこ並んでいたものの、捌きが早かったのですぐに購入できました。

並んだ時間はどちらも10分足らずでしょうか。

 

 

一通り壁際を見て回ったので、次は同人ゲームの部門へ行くことに。

今回は全く下調べをしていなかったので、どんなサークルが参加しているのかは全く把握しておらず。

結果を先に言うと、今回購入したゲームは一本だけでした。

 

今回唯一購入した同人ゲームはこちら。

 

PIC_0402.jpg PIC_0406.jpg

 

アンチョビプリン 「トモシビはいつ消えるのか」

500円

 

パッケージ裏面のストーリー紹介を見て、なかなか面白そうだったので購入してみました。

現在序盤をプレイ中。

 

 

話が多少ずれますが、

今回いろいろな同人ゲームを見て勿体無いなぁと思った事がありました。

 

それはゲームのジャンルやあらすじが全く紹介されてないケースがチラホラと見られたこと。

そういうゲームは手に取ることはあっても、内容が把握しづらいので個人的には買いづらかったです。

あらすじを書いたPOPや魅力的なキャッチコピーがあれば大分印象も変わるんじゃないかなぁ、などと思ったり。

 

ともあれ、昼前には一通りコミティアを見て回る事ができたので、コミティア会場を出ることにしました。

 


 

pixivマーケット入場~帰宅まで

 

コミティアと同時開催されていたpixivマーケットのほうにも参加してみました。

 

こちらはコミティアよりも1時間早く開場されていたからか、コミティアほど人が混んでおらず。

通路を広めに取っていたこともあり、快適に見て回ることが出来たのはよかったですね。

 

こちらのイベントで印象に残っている事は七尾奈留先生や西又葵先生のサークルが参加していたことでしょうか。

もっともどちらも新刊は既に売り切れでしたが…。

 

pixivの方では取り立てて購入するものもなく、軽く見てから離脱することに。

その際、メロンブックスの店頭に行くとクリアファイルが貰えるという引換券をもらってから国際展示場を出ました。

国際展示場を出たのは13時前で、秋葉原に寄ってから家に帰宅。

 

ちなみに秋葉原で貰ってきたもの。

 

PIC_0400.jpg PIC_0401.jpg

 

バルドチェッカーイベント体験会引き換えポストカード

 

PIC_0407.jpg PIC_0408.jpg

 

メロンブックス1日限定クリアファイル

 


 

簡単な感想

 

今回は5月に参加したコミティアに比べるとかなり人が増えていたように感じました。

さすがにコミケほどの密度ではないですが、入場時はちょっと移動がきつかったですね。

コミティアにも徐々に参加する人が増えてきているのでしょうか。

 

ただ、午前中ならよほどの品薄商品でない限り、ほとんどのものが入手可能なのはありがたかったです。

壁際のサークルでも普通に新刊が購入できるところも結構ありましたしね。

収穫物こそ少なかったですが、参加するサークルによっては2月のイベントにもまた行ってみたいです。

 

 

今回のイベントで購入したもの

 

・Rough Sketch 48×1=100円

・LUSTKING append ver.×2=200円

・トモシビはいつ消えるのか×1=500円

 

合計800円。

コミュ - 黒い竜と優しい王国 - レビュー (暁WORKS) 

9月中旬から始まり2ヶ月にわたって行われた某試験からようやく(一時的にですが)解放されました。

これからも引き続き試験のための勉強はしていくのですが、レビュー執筆の方も再開していきたいです。

というわけで、まずは先月終わりに販売された「コミュ - 黒い竜と優しい王国 -」から。

 

なお、今回からレビューの形態を若干変えてみました。

 


 

ジャンル:新美少女伝奇エンタメADV

 

個人的良作である「るいは智を呼ぶ」(以下るい智)の製作スタッフによる暁WORKSの新作。

当初はノーマークだったのですが、 体験版をプレイしたら思いの外面白かったので購入を決めました。

 

購入前の期待度はAランク

作品の点数 85点 ランクA

 


 

ゲーム概要

 

ルートは全部で5つ。初回とラストのみルート固定。

バッドエンドは3つで、各ルートにつきエンディングは1つ。※ただし密ルートのみエンディング分岐あり。

 

キャラ紹介などゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

 

各ルートの概要ですが、

 

・ラウンドやカエサルレギオンの話を主軸にした王道的な話である紅緒ルート

・初回の紅緒ルートでは登場しなかったキャラ達が中心となって話が展開される密ルート

・前2ルートとは違いシリアス展開から外れた番外編的な話の真雪、あややルート

・紅緒ルート以上の規模の戦争が勃発し、少女Aの正体や接続者発生の理由が明かされるカゴメルート

 

と、こんな感じのストーリーです。

 

CG138枚(差分無し)、回想16シーン。

回想シーンの内訳(一応伏字)

 

暁人×紅緒(3)

春×紅緒(1)

暁人×密(1)

暁人×真雪(2)

暁人×縁(2)

暁人×カゴメ(2)

暁人×春(2)

暁人×ロンド(1)

暁人×透里(1)

暁人×夜子(1)

 


 

感想

 

体験版の段階でもかなりのボリュームだったのですが、体験版以降のボリュームもかなりのものがありました。

おそらくコンプするのに20時間以上はかかったものと思われます。

 

「るい智」では期待外れだったHシーンも本作では結構頑張って作られており、及第点といってもいい出来。

気になったのは紅緒ルートのレズシーンの尺が短かった事と密のHシーンが1枠しかなかった事ぐらいでしょうか。

ともあれHシーンの出来については比較的満足しているので、今後もこれくらい頑張ってもらいたいものです。

 

では各ルートの感想を。

 

 

紅緒ルート

 

初回は必ずこのルートを通過。

初回固定ルートというと話を無難な展開にしがちですが、このルートは出し惜しみなしの正統派ルートという印象を持ちました。

ラウンドの内部分裂や5年前のテロを彷彿とさせる事件、打倒カエサルといった展開はいきなりクライマックスといってもいい内容。

いきなりここまで話を広げてきたのは正直驚きました。

 

欠点としてはボリュームが長いために若干だれること。

そして終盤の暁人がしたい事がイマイチ共感できなかった点が挙げられるでしょうか。

もう少し読み手を納得させてくれるよう、暁人の内面をきっちり書いてほしかったです。

ともかく初回固定ルートでありながらここまで話を広げてくれた事は嬉しい予想外で、今後の話にも大きく期待が持てる内容でした。

 

 

密ルート

 

本ルートとラストのカゴメルートにしか登場しないというある意味不遇のキャラクター「副島密」がヒロインのルート。

ラウンドやカエサル関係が中心だった紅緒ルートとは違い、ある意味舞台裏の話が書かれています。

 

正直話の広がりや盛り上がりに欠ける話ですが、ヒロインである密の存在感をしっかりと残せた点はよかったですね。

密がヤキモチ焼きであるという設定や、暁人との掛け合いはなかなか面白かったです。

 

このルートの特徴としては、物語が進むごとにコミュのメンバーが一人ずつ脱落していく点が挙げられます。

ですが、いよいよ決戦になると急に駆け足感が漂い始め、メンバーを削った意味があまり感じられなかったのは残念でした。

カゴメルートにも言えることですが、クライマックスを丁寧に書く事で物語がもっと面白くなっただろうに勿体無いです。

 

個人的に印象に残ったのは、最初に通過するべきエンディングがいい味を出していたこと。

目的のために行動する暁人の傍ら、徐々にコミュの歯車が狂っていく様が描かれるこの結末は本作でも屈指のエンディングでした。

この結末を見た後で追加されるもう一つのエンディングは後味こそいいのですが、イマイチ印象が…。

 

 

あややルート

 

作品の本筋にはほとんど関係ないおまけシナリオ。

あややが暁人と恋人になるために試行錯誤するシナリオですが、個人的にはイマイチでした。

 

暁人達に絡む四天王のやりとりなどはなかなか面白いのですが、肝心の暁人とあややのやりとりは特筆すべき点はなかったです。

一番残念だったのはあややの告白に思いの外アッサリと応える暁人でしょうか。

なんだかこの辺はご都合主義が働いた形で、ライターにはもっと過程をじっくりと書いてほしかったです。

実は重要な伏線が隠されているシナリオでもあるのですが、イマイチ印象に残りませんでした。 

 

 

真雪ルート

 

このルートもおまけシナリオといっていいかと思います。

ただ、こちらの話はなかなか面白かったです。

 

ルート突入直後のストーカー(?)に端を発したドタバタ劇は上手く書けているし、ヒロインである真雪の可愛さも上手く表現できていました。

クライマックスの「こころのプリズム」が流れる中での戦闘シーンなど、演出も上手く活用できていたのはよかったですね。

 

難を言うなら、アクセプターのストーリーがイマイチだった事でしょうか。

個人的にあまり面白いとは思わなかったので、あそこまで力を入れて設定を考えなくてもよかったと思うのですが…。

あかべぇそふとつうの「かずおの大冒険」のようなものでしょうか。

 

 

カゴメルート

 

序盤は平穏ながらも徐々にきな臭さが漂い始めるカゴメルート。

紅緒ルート以上の災厄が町を襲い、戦争が開始されるという本ルートは作中でも最もスケールのでかい話として書かれています。

プレイ時間もこれまでの話で最も長く、最大の盛り上がりを見せる本ルートは本作でも屈指の出来だと言えます。

 

これまで消化不良だった各陣営のキャラクターが一斉に活躍するのも盛り上がりに一役買っていますね。 

さらに伝説のアバター「スティング」に留まらず、一度だけ触れられていた「黒い巨人ギガノ」も登場するなど最終ルートにふさわしい豪華仕様。

このルートで少女Aの正体や様々な謎が明かされるなど、物語をまとめようとしている姿勢にも好感が持てます。

 

ただ、クライマックス以降はもう少し丁寧に書いてほしかったですね。

終盤はやるべきことが多すぎて焦点がぼやけ気味でした。

何が暁人たちの最大の敵なのかということを明確にして話を広げてほしかったです。

 


 

各項目の評価 評価はC~S+

 

 

[シナリオ] A

 

共通ルート序盤は地の文の読みにくさやキャラクターの独特のやりとりなど、なかなかクセがあります。

おかげで序盤は独特のキャラ設定や世界観と相まってなかなか物語にのめり込むことが出来ませんでした。

この辺りは人によって好き嫌いが分かれそうで、ここに溶け込めるかが最初のハードルではないかと。

 

ただ登場人物が加わり、話が動いてくると一気に面白くなるのは非常に好感が持てます。

面白さに火がついたまま物語は進んでいき、共通ルートラストをああいう形で締めたのは非常に上手い見せ方だと思いました。

 

個別ルートですが、各ルートの評価を表すと

 

紅緒ルートA

密ルートB+

あややルートB

真雪ルートA

カゴメルートS-

 

こんなところでしょうか。

 

所々細かい疑問は残るものの、少女Aの正体や接続者発生の理由まできちんと書いてくれたのはポイントが高いです。

ラストルートに一番力を入れているのも好印象ですね。

上手くまとめた反面強烈な印象を残せなかった「るい智」に比べると、本作のほうが印象に残りました。

 

これに対して欠点を挙げると、ラウンドやカエサルなど、様々な陣営の勢力争いにあまり触れられていなかった点。

紅緒ルートでは期待通りの展開を見せてくれて満足したのですが、こういった様々な勢力が絡む話は紅緒とかごめルートしか無いんですよね。

真雪ルートかあややルートのどちらかをラウンドを主軸にした話に置き換えてもよかったと思います。

共通パートでいろいろと匂わせた不穏な気配が個別ルートで十分に書かれなかったのは残念でした。

 

 

[キャラクター] A+

 

一部「るい智」と被っているキャラがいますが、どのキャラクターも個性が出ていて魅力があります。

賛否両論ありそうなキャラもいるのですが、私としては十分アリでした。

 

残念だったのは設定だけ出しておいて本編ではロクに触れられなかったキャラ達がいた事ですね。

特にラウンド関係のキャラはその傾向が強かったです。

共通編に高遠奈々世01とあったのに02以降がなかったのはやはりどこかで削られたのでしょうか。

 

伊沢の麻薬絡みの話などもいつか何らかの話で補完してほしいですね。

 

 

[サウンド、ムービー、ボイス] Sー

 

BGMは良曲レベルで、作品の雰囲気によく合っています。

ボイスもキャラによく合っていて違和感はありませんでした。

2種類あるムービーも非常に質が高いです。

 

ボーカル曲ですが、こちらは主題歌・挿入歌などは非常にレベルが高いですね。

予約特典の「こころのプリズム」もいい出来に仕上がっているし、ED曲の「RUN」などボーカル曲はどれも名曲揃い。

全体としてサウンドのレベルはかなり高いので、是非サントラを発売してほしいものです。

 

ただ、挿入歌である「竜たちノ夢」がショートしか収録されてないのは残念でした。

サントラが発売されるなら是非フルバージョンで収録してほしいものです。

 

 

[グラフィック] A

 

グラフィックについても特に問題はなかったです。

若干クセのある絵柄ですが、どれもよく描けています。

気になったのは私服姿の密のCGくらいでしょうか。この密が笑っているCGはどうも男っぽく見える気が…。

 

 

[システム] S-

 

システム設計は結構親切に作られていて、かなり快適です。

シナリオセレクト機能や次の選択肢まで進む機能は非常に便利でした。

 

ただ、サウンドモードにリピート機能が搭載されてないのはマイナスです。

曲がいいのだからこの仕様は残念でした。

 

また、接続者のクラスやアバターの一覧などが見られる機能はあれば便利だったかなぁと。

本編で語られなかった設定はいつか設定資料集などで語られるのでしょうか?

サムライやニンジャなど気になる設定が全く触れられてないので気になります。

 

 

[総評] A+

 

発売前は体験版の出来のよさから結構期待していたのですが、良くも悪くも期待通りの出来でした。

 

ラストルートに一番力を入れたであろう事はプレイしていて良く分かるのですが、それ以前のルートはもうちょっと頑張ってほしかったですね。

広げすぎた風呂敷を畳みきれなかったという点では評価を下げざるを得ませんでした。

 

ただ、スタッフが頑張って製作したであろう事は十分窺えるので、次回作も頑張って製作してほしいです。 

今年プレイしたゲームではベスト5以内には入りそう……かな?

このスタッフが製作したゲームなら次回作も購入してみたいと思わせる出来でした。

 

 

 

それと大分遅れましたが、コミュメンバーキャンペーンの件について

 

へもきうそうさん

rinさん

parallelさん

さん

 

キャンペーンには外れたみたいですが、今回はそちらのコミュに参加させていただきありがとうございました。

 

 

興味を持った方はこちらでゲームが購入できます。1500円以上の商品は送料が無料です。 

diskill-Episode 4- レビュー (Harbest)  

ジャンル:フルボイスADV

 

前作のエピソード3と一緒にコミケで購入。

 

購入前の期待度はAランク

作品の点数 55点 ランクC

 

体験版のレビューはこちら

エピソード1のレビューはこちら

エピソード2のレビューはこちら

エピソード3のレビューはこちら

 


 

ゲーム概要

 

 

目を開けると、変わらず人がいない世界がそこにはあった。

 

3回目のコミュニケーションを終え、再び誰もいない町へと戻ってきた涼一。

だが彼は記憶が一部欠けていることに気づく。

「これまでのゲームで誰がゲームに参加していたのか?」、「今まで何があったのか?」 

それらを思い出せないまま涼一は今回のゲームに参加することに。

 

しかし、今回のゲームはいつもとは様相が異なっていた。

これまでの既存のルールは崩壊し、涼一はこれまでとは異なる対応を迫られる事に。 

 

そして涼一は一人の少女と出会う──。

 

 

キャラ紹介などゲームの詳細については公式サイトを参照。

 

本作は残された最大の謎である涼一とティアについての物語。

コミュニケーションというゲームが生まれた理由や彼らがどのような結末を辿るのかが描写されます。

 

ゲームは選択肢無しの一本道。

diskillシリーズ完結編です。

 


 

良かった点

 

・既存のルールが崩壊し、これまでとは違うゲームが行われるという展開は面白かったです。

・クライマックスの流れはなかなか見せるものがありました。

・パッケージの裏面がゲームの崩壊を予感させる作りなのはなかなか面白かったです。

・終わりが近づくにつれ、携帯電話の画面が混沌としてくる演出はよかったです。

 


 

悪かった点

 

・登場人物がこれまで以上に少なく、話に盛り上がりが感じられませんでした。評価大幅マイナス↓

・エンディングが中途半端な結末です。評価大幅マイナス↓

・子供時代の涼一やティアが大人びた口調や言い回しをしているのに違和感を覚えました。

・明かされた真相にいくつかの矛盾が見受けられます。 

・バックログからクリックして文字を読もうと思ったら、文字が表示されないことが度々ありました。

・save箇所が2箇所しかありません。

 


 

その他

 

・これまでのエピソードに比べボリュームが少なめです。

・私の環境では、開始直後に音量の調節をしたらロードエラーと出て強制終了されました。

・CGは一枚です。

・エンディングは飛ばせません。

 


 

総評

 

今回は残された伏線の回収といった面が強いため、面白さとしてはイマイチでした。

これまで以上に登場人物が限られているので、これで話を面白くするというのはさすがに難しかったかと。

序盤はこれまでのゲームと明らかに異なる展開に仕立て上げるなど、掴みは上手かったのですが後が続きませんでしたね。

 

話の流れとしては涼一の記憶が蘇ってくる事でゲームの成り立ちが明かされていくのですが、真相は意外なものでした。

言われてみればなるほどと思わせる伏線がいくつかあり、よく考えられて作られているなと思います。

(設定にはいくつか矛盾も見受けられたような気もしますが…)


これまでのルールが崩壊する本作では、従来のルールとは異なる新たなゲームが行われます。

ただ、この新しいゲームも駆け引きの要素があるものの、面白さとしてはイマイチでした。

特にコインのゲームは簡単すぎたかと…。

結構有名なゲームなので、からくりを知っている人は結構多いのではないでしょうか。

 


肝心のストーリーですが、終始淡々と話が進むために盛り上がりに欠けた感があります。

ですが、クライマックスのこれまでのキャラクター再登場という流は、ありがちな展開ですが正直胸が熱くなりましたね。

一度は諦めかけた涼一が彼らの発言により、再び立ち上がるという展開にはグッとくるものがありました。

 

それだけにエンディングがああいう結末になったのは残念でした。

涼一が最後まで意志を貫き通した行為に対する結果がイマイチ伝わらないというか…。

幸せなのか不幸なのか判断しづらい内容で、何ともいえないもどかしさが残る結末でした。

良く言えば余韻が残るエンディングなのですが、私としては消化不良に映りました。

 

 

シリーズ完結編ですが、最も話の起伏が感じられないエピソードだけにかなり厳しい評価になりました。

ただ本作に限って言えば、この登場人物で話を面白くするのは至難の業だと思うだけにしょうがないかなと思います。

 

 

以下気になった所

 

・あの墓場は結局何だったのでしょう?

死んでいるはずのティアが現実社会に登場し、幸一や雄介と会話できたのは何故でしょうか?

瀕死の人間がコミュニケーションに招待されるのに、なぜニウが参加することになったのでしょうか? ニウが自分で望んだから?

 


 

シリーズ全体を通しての評価 評価はC~S+

 

 

[シナリオ] B

 

購入前は「如何にして現象を暴くのか」という心理戦や駆け引きに期待していたのですが、そういった展開がほとんど無かったのは残念でした。

あらすじを見て「DEATH NOTE」や「カイジ」など、知能バトルのような展開を期待した人は肩透かしを食らう事になると思います。

そういったストーリーを期待したのは私だけかもしれませんが…。

 

どのエピソードも対話するという行為が主眼におかれており、テーマが一貫されているのは非常に好感が持てます。

ただ、テーマが上手く表現出来ているから物語が面白くなるかというと必ずしもそうではなく──。

魅力的なキャラの不在やゲームの設定を活かしきれてない点など、面白さに繋がる+αが欠けているように感じました。

 

また、キャラクターの描写不足や物事を都合のいいように動かしていることで損をしている箇所が多々あります。

シナリオには所々光るものがあり、書きようによってはもっと面白くなったと思うのですが─。

 

シリーズ毎の面白さとしては、

 

エピソード2>>エピソード3>エピソード1>エピソード4

 

でした。

 

 

[キャラクター] C

 

キャラクターの書き方については全体的に難ありで、ニウや夢などの会話は終始滑りがちだったように感じました。

主人公である成長した涼一も好感は持てますが、あと一皮剥けて活躍してほしかったですね。

双司のように味のあるキャラクターこそいるのですが、魅力的と思えるキャラクターがいないのは痛かったです。

 

キャラクターの魅力が不足しているせいで、シナリオの足を引っ張っている傾向があるように感じました。

 

 

[音楽] B

 

場面に合ったBGMが多いです。

良曲レベルという程ではないのですが、どの曲も結構頑張って作られています。

ボーカル曲も悪い出来ではなく、及第点は十分クリアしています。

 

 

[ボイス] C

 

本作はフルボイスとのことですが、声は特に必要なかったです。

キャラクターによっては酷い棒読み具合で、声が入っていることでむしろマイナスに感じる場面が多々ありました。

価格が500円ということを考えるとフルボイスは素晴らしいと思うのですが、もっと別の面に力を入れてほしかったです。

 

 

[絵] B-

 

標準の立ち絵は上手く描けているのですが、差分の立ち絵になると途端に崩れているものが何枚かあります。

一枚絵のCGもそれなりに見れるものとバランスが崩れている物がはっきり表れています。

 

 

[システム] B

 

独特の設計ですが、最低限の機能は揃っています。

スキップが速いことも好感が持てます。

ただ、save箇所が2つしかなかったり、バックログから戻ってくると時折現在の文章が表示されないというのは結構不便でした。

それと、特定の動作をすると強制終了することがありました。

 

 

[総評] B-

 

シリーズを通して評価するとぎりぎり秀作レベルといったところでしょうか。

販売価格が500円ということで、どのエピソードも点数を甘めに付けています。

 

人を信じ、対話する方面に力を入れているのですが、もっとコミュニケーションというゲームの設定を活かしてほしかったです。

魅力的な設定を活かして出来たことがたくさんあったと思うのですが、そうしたものがほとんど見られなかったのは残念でした。

本シリーズは購入前の期待度がかなり高かった事もあり、自然と厳しい評価になってしまいました。

 


 

おまけ

 

余談ですが、知能バトルに興味がある方は以下の漫画がお勧めです。

いろいろな所で売られていると思うので、興味のある方は店頭で探してみてはいかがでしょうか。

お勧めの作品です。

 

 

大まかな評価基準
作品の点数

S:85-100点 名作

A:70-85点  良作

B:60-70点  佳作

C:60点以下   普通以下

 

BGMやムービー等を評価する際

Sランクが名曲・名作レベル
ランクが良曲・良作レベル

期待度の目安

 

S:名作クラスの作品を期待

A:良作クラスの作品を期待

B:作品に過度な期待はしないレベル、もしくは発売日には買わないが、安くなったら買いたいレベル

C:店頭で衝動買いレベル

 

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